2019/07/25 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

7月25日、6限の保育実習指導Ⅱでは、環境プロジェクトの発表と、青木一則先生の保育所実習オリエンテーションⅠが行われました。

最初に環境プロジェクトの発表がありました。
発表の中では、ごっこ遊びの事例について話し合う時間が設けられ、学生からさまざまな意見が出ました。その後、環境プロジェクトの方から解説をしていただきました。そして、実際に制作したごっこ遊びに使用する玩具を紹介していただきました。改めて、保育における環境構成の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性を学ぶことができました。


次に、青木先生の保育所実習オリエンテーションⅠが行われました。
実習の手引きを使い、8月下旬から行われる保育所実習について説明していただきました。
TFU保育士?幼稚園課程では、保育所実習Ⅰと保育所実習Ⅱを合わせて20日間行います。20日間連続して実習を行うことによって、子ども達の姿の連続性を確保することができるという利点があります。

実習では、観察実習、参加実習、部分実習、全日実習があります。

保育所実習Ⅰの観察実習では、子ども達と保育者の様子を観察しているだけというのは少なく、実際は子ども達と関わりながら様子を観察することが多いようです。実習生は、子ども達と一生懸命遊びつつ、子ども達の様子、保育者の様子を見ることが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】です。
観察?参加実習の留意事項として、
① 観察する位置や子どもの名前を覚えること
② クラス活動の流れを考慮しながら関わりを観察するということ
があります。つまり、保育者が行う保育を妨げないようにするということです。

部分実習では、朝の会、帰りの会を行うことが多いそうです。実習先の園によって、歌っている曲が異なっています。場合によっては、事前オリエンテーションの際に、楽譜をいただけたり、曲名を教えてくださるそうです。
参加?部分実習の留意事項として、
① 指導計画を確認しておくこと
② 遊びに積極的に関わること
③ 子どもの主体的な活動を尊重すること
④ 今後の課題の整理すること
などがあります。
子ども達とたくさん遊ぶことで、子どもを理解することができるようになっていきます。

保育所実習Ⅱの部分実習では、1日の活動の主な部分を担当することや(「朝の集まり」「クラス保育」「昼食から午睡まで」「午睡からおやつまで」など)、それを実施するにあたっての指導計画案を書く場合が多くなります。その際は、それまでの観察を踏まえた内容を心がけることや、全日実習に向けて連続的な内容にするなどが大切になってきます。

全日実習では、1日の指導計画を立案し、できる範囲内の指導?援助を担当し、保育士等の支援のもとに実施します。必ずしも1日を通したものではなく、半日ずつを担当することも考えられます。実施後は反省会を設定してもらうようにします。忙しくて行えない場合は、自分から質問していくと良いそうです。


3年生はもう少しで保育所実習が始まります。定期試験やサークルなど忙しいとは思いますが、文化財の制作や絵本の用意、ピアノの練習など、実習に向けての準備も頑張っていきましょう。

記事担当:天野未紗希、千葉早姫