2019/07/11 保育士?幼稚園課程

保育所見学の留意点は/保育実習指導Ⅰ

7月11日、5限の保育実習指導Ⅰでは、青木一則先生に夏季保育所見学についてのお話をしていただきました。

まず始めに、TFU保育士?幼稚園課程の学生として、1年後に保育実習を控えている2年生の皆さんの夏季休業中の過ごし方について、4つの留意点があげられました。

1. 学習したことを整理する
1年次から、講義や演習を通して保育に関する様々なことを学習してきたと思います。これまで学習してきたことの理解を深めるためには、整理?復習が必要です。

2. 保育現場を見学する
実際に保育所に行き、見学をします。
自分で見学をする保育所を選び、見学の受け入れ交渉を行いましょう。

3. レポートを作成する
実際に現場を見学し、その中で印象に残った場面をより深く理解するために、文献を調べて、レポートを作成しましょう。

4. 自分について考える
保育者を目指すにあたって、専門的な知識?技術を学習するだけではなく、これから人間性を豊かにしていくことや、公正な価値観を身につけていくことも澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になります。
まず自分自身に保育者という職業が合っているかどうかを考えてみる必要があり、自己覚知に努めることが大切です。
「子どもが好きか?」「人と接することが好きか?」「責任感や忍耐力はあるか?」「協調性や適応力はあるか?」などと、自分を振り返ってみましょう。

以上のことを念頭に置いて、充実した夏季休業を過ごしましょう。

次に、保育所見学についてです。
2年生の皆さんは、1年後に施設実習、保育所実習を控えています。その実習を有意義なものにしていくためには、まず保育現場の実態を早い時期から理解しておくことが大切になります。そのために、夏季休業中に保育所を訪問して、見学してきましょう。

見学については、1時間~半日程度を目安とし、可能であるならば、ある場面を短時間で集中して見学させていただけるようお願いしましょう。電話掛けの際は、保育所見学の意図をしっかり自分の言葉で伝えられるように、準備を行いましょう。

実習が始まるのは3年生からですが、早い時期から保育所に出向き、自分の目で見て現場に触れることは、後の自分の学びの澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な基礎となります。おおよその一日の流れや、保育者?子どもの様子などを予め把握しておくことは、とても大切なことです。
また、自分で保育所に電話をし、交渉力をつけることは保育所ボランティアや就職活動の際にも役に立ちます。
見学や電話掛けなど、初めてのことばかりで不安だと思いますが、周りの友人や先輩、先生方に相談しながら一つ一つ経験を積んでいき、たくさんの学びが得られるよう、がんばりましょう。
記事担当:伊藤葵、沼田真由