2019/05/25 保育士?幼稚園課程

自分の成長に必要なことは?/3年生 保育キャリア形成Ⅱ

5月25日、2限の保育実習指導Ⅱでは林義仁先生による「成長のレベルを知る」と題して、キャリア形成Ⅱが行われました。今回は、林先生のお知り合いの「石井ちゃん」という方のお話をもとに講義が進められました。

講義の流れは、
1.いよいよ就職活動
①石井ちゃんの話
②ダメダメループ
③ダメダメループからの脱却
④何をすれば成長したといえる?
⑤成長レベル
⑥続ける
2.行動しよう
以上のように進められました。

林先生のお知り合いの「石井ちゃん」は先輩と飛行機に乗っていて、もう少しで離陸するという時、急に席に座っていたおばあさんが立ち上がりました。その時、キャビンアテンダントは、そのおばあさんに「危険ですのでお座りください」と伝えました。そして、先輩は「なんで立った理由を聞かないんだろうね」と石井ちゃんに言いました。それを聞いた石井ちゃんは「自分はそこまで考えることができなかった」と落ち込み、自信を無くしてしまったそうです。

その後も、石井ちゃんはすごいことをする人達を見ると、徐々に自信喪失になっていきました。「すごいな」と思っても行動することができずにいました。そして、「自信喪失」と「行動できない」という繰り返しで、「ダメダメループ」になっていきます。

林先生は、「ダメダメループは成長しない限り永遠に続いてしまう」とおっしゃっていました。そして、「出来ないこと=自分はだめなのだ」という考えをするのではなく、「どうやったら出来るようになるのか」を考えることが必要です。出来ないことが、出来るようになることが「成長」ということです。
例えば、園見学で素敵な保育をする先生に出会った場合、クヨクヨするのではなく、「こんな先生になりたい」と考えを変えることが成長につながるのです。
その後、「何をすれば成長と言えるか、具体的に何をすれば良いか」について隣の人と話し合いを行いました。
林先生は「『考える』、『行動する』のどちらかが出来れば成長したと言える」とおっしゃっていました。
成長のために、
?考えて、行動する
?行動はしていないけれど、考えている
?考えていないけれど、行動はしている
これらの、どれかに居続けることが大切ということです。

考えるプロセスで澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】なことは、「自分の納得感で決める」ことです。他人と自分の正解は異なっているからです。行動するプロセスで澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】なことは、自己を正当化せずに「まずは逃げない」ことです。

そして最後に、成功哲学のお話をしていただきました。考える人は10000人、したい人は1000人、言う人は100人、やる人は10人、続ける人は1人、この中でうまくいく人は0人か1人しかいないそうです。そして、「今自分がいるところから、次のレベルまでいけるようにしよう」とおっしゃっていただきました。

「自分ってダメだな」と思っている時こそ、成長するために「考える、行動する」ことが大切になってきます。「考えるだけ」でも成長につながっているということを今回の講義で学ぶことができました。

記事担当:大久保凪紗、千葉早姫