2019/05/23 保育士?幼稚園課程

先輩方から文化財について学びました/保育実習指導Ⅰ

5月24日、5限の保育実習指導Ⅰでは、4年生の【文化財作ろうプロジェクト】6名による実技デモンストレーションが行われました。
名札や各種文化財について、実習経験を活かした紹介と実演をしてくれました。

今回、紹介してくださったのは以下の通りです。
1. 名札
2. 手袋シアター
3. ペープサート
4. エプロンシアター

1. 名札
名札は、子ども達だけではなく施設の方々に名前を覚えてもらうためにも大切となってきます。そして、名札がキャラクター物であったり動物であったりすると自由遊び等の場面で子どもたちと話すときの話題にもなります。付け方はエプロンに縫い付けたり、安全ピンを付けたりするなど様々あります。ちなみに安全ピンは針が危ないため、「ロック付き」がおすすめであるとおっしゃっていました。

2. 手袋シアター
手袋シアターは、エプロンのポケットに入れられて、ちょっとした空き時間に使うことができるとても便利な文化財です。演じ方のポイントとして、ゆっくりはっきり話すこと、速度を変えること、動きを大きくすること、表情豊かに行うことが大切になってきます。
今回は、「ピカチュウ」「パン屋に5つのメロンパン」を実演していただきました。

3. ペープサート
ペープサートとは、子供達の興味?関心を引きつけること、集中力を高めることを目的とした文化財です。今回は「ふうせんのうた」を披露しました。この「ふうせんのうた」のペープサートを作る上で、サイズは大きめに作ること、そして見やすさを考えて、色画用紙やポスカを使うことがポイントであるとおっしゃっていました。

4. エプロンシアター
エプロンシアターとは、演じ手(保育者)がエプロンを着け、着用したエプロンを舞台に見立てて物語を展開していく人形劇のことを言います。フェルトなどで作った人形などを動かして、エプロン上で劇を上演していきます。今回は「はらぺこあおむし」を披露しました。エプロンシアターは1つ作ることで何度も使用可能なところが良い点です。
全ての実演が終わった後、2年生から4年生に対して質疑応答が行われました。
初めて先輩方の実演を見た2年生からは、制作時間、実演で失敗したときどうすればよいかなど、たくさんの素朴な疑問が出されました。
最後は子どもの発達勉強したいプロジェクトによる発達ミニレクチャーが行われました。子どもの発達過程区分について、しっかりこの時間で勉強していきます。

今回は、先輩たちのおかげで文化財について楽しく学ぶことができたのではないでしょうか。ぜひ今日学んだことを参考に、2年生には今後頑張ってもらいたいなと思います。

記事担当:伊藤葵、上小路蓮