2019/05/09 保育士?幼稚園課程

保育者の援助技術等への理解を深めました/保育実習指導Ⅰ

5月9日の5限に行われた保育実習指導Ⅰでは、『保育士?幼稚園教諭になるために 第2巻 保育士の仕事と役割』と、『保育士?幼稚園教諭になるために 第3巻 幼稚園教諭の仕事と役割』の2本のDVDを視聴し、その後、【子どもの発達勉強したいプロジェクト】と小坂徹先生による発達ミニレクチャーが行われました。

まず、『保育士?幼稚園教諭になるために 第2巻 保育士の仕事と役割』では、保育所の午睡から延長保育までの流れや保育者に求められる資質はどのようなものが挙げられるのかなどが紹介されていました。
例えば、子どもたちが午睡をしている間、保育士は連絡帳の記入や職員会議を行います。これらは、保護者と保育士とが情報を共有し、より良い子育てを行っていくための澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な仕事です。2年生の皆さんは、日常の保育士の仕事がどのような意味を持ち、どう子どもに影響を与えるのかを考えながら、DVDを視聴することができたのではないかと思います。
また、午睡後のトイレの時間、おまるにまたがりながら寝てしまう男の子の映像がありましたが、あまりの可愛さにクスッと笑い声が聞こえる場面もありました。

次に、『保育士?幼稚園教諭になるために 第3巻 幼稚園教諭の仕事と役割』では、幼稚園の1日の流れや幼稚園教諭に求められる資質や専門性について学びました。
幼稚園の1日の流れを映像でみることで、自分の幼稚園時代を思い出し、その時の幼稚園教諭の行動にはそんな意図があったのかと発見することができたのではないでしょうか。また、これから行う実習に向けて、自分が保育者となることを少しでもイメージできたのではないのでしょうか。
真剣な表情で映像を観ながら、どんどん用紙にメモを書き込む2年生の学ぶ姿が見られました。
最後に、【子どもの発達勉強したいプロジェクト】の4年生と小坂先生による発達ミニレクチャーが行われました。
前回の復習テストと配布された資料を使い、年齢ごとの発達の要点をまとめていきました。
保育所保育指針でよく使われる言葉に、「応答的な関わり」という言葉がよく出てくるのですが、この「応答的な関わり」とは具体的にどのようなことなのか、考えてもらいました。その後、小坂先生から、実際の相談ケースを交えた解説があり、「応答的な関わり」において大切なことは、子どもの言動に「すぐに」言葉と行動で応えることで、そのためには子どもの様子を常によく見ていなければならない、また応答の正しさではなく「早さ(即応性)」が大事であるため、子どもと視線があったときにすぐにほほ笑むことが必要、と教えていただきました。
今回の講義では保育園や幼稚園の1日の流れと、保育者の援助技術?資質などについて理解していきました。保育所や幼稚園では、子どもたちの日常生活一瞬一瞬が経験や学びに繋がっていきます。そのために今しなければならないことは何かを考え、実践し、成長していけるよう頑張っていきましょう。

記事担当:石山優子、大橋咲恵