2019/04/18 保育士?幼稚園課程

実習のオリエンテーションが行われました/保育実習指導Ⅰ

4月18日、5限の保育実習指導Ⅰでは、2本のDVDを視聴し、高野亜紀子先生による実習全体のオリエンテーション、そして小坂徹先生による発達ミニレクチャーが行われました。

まず、「保育士?幼稚園教諭になるために」第1巻のDVDの視聴をし、保育所と幼稚園の主な違いを実際の現場の映像を通して学びました。映像を真剣に見てメモを取る2年生の姿が見られました。

DVDを見終わった後、高野亜紀子先生による保育実習の意義と基本認識と題した実習全体のオリエンテーションが行われました。今回は、実習生としての心構え、姿勢を学びました。実習施設に実習生を受け入れる義務はありません。それでもこれからの保育士を育てたいという思いから実習を引き受けてくださっています。実習生は、お忙しい中指導してくださる職員のみなさんに感謝し、限られた期間で積極的に学ぶ姿勢を持つ必要があります。また、限られた期間とはいえ、子どもの生活している場所に踏み込むということは、その生活に何らかの影響を与えるということが考えられます。つまり、現場の先生と同じ責任感をもって、保育に臨む必要があります。
続いて、「保育士?幼稚園教諭になるために」第2巻のDVDの視聴をし、現場の保育士の仕事と役割について実際の現場の映像を通して学びました。

そして最後に小坂徹先生による発達ミニレクチャーが行われました。今回は8つの発達過程区分についての問題が出されました。子どもの発達は、環境との相互作用を通して子どもの資質、能力が育まれていく過程として捉えられます。また、発達過程は8つに区分されており、同年齢の子どもの均一的な発達の基準でなく、一人ひとりの子どもに合った発達段階に留意して保育を行っていくことが大切になっていきます。

今回の実習指導を受け、実習についての意識が徐々に高まってきたのではないでしょうか。

記事担当:石山優子、上小路蓮