2019/04/25 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

4月25日(木)5限の保育実習指導Ⅰでは、利根川智子先生による「保育実技研究Ⅰ 保育実技研究オリエンテーション① 」、そして、小坂徹先生による発達ミニレクチャーが行われました。

まず、「保育技術研究オリエンテーション①」では、子どもの音楽?弾き歌い?わらべうたについてお話がありました。
例として『お弁当のうた』が紹介され、利根川先生は子どもが歌詞の中身がイメージできるよう視覚的に伝えていくことが必要とおしゃっていました。それを踏まえ、学生たちは利根川先生の指示のもと自分がイメージするお弁当を描きました。

その後、感性について説明がありました。感性とは外部からの刺激としてインプットされたものに対して、感動したりイメージを持ったりできたことを行動としてアウトプットすることです。つまり、豊かな感性とは自分なりに表現できることであり、上手にできることではなく、どんな気持ちでそれを表現したかが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になってきます。
また、表現活動が豊かに展開されるためには、集団が良い人間関係にあることが大切です。互いに感じ取り、感じあえることが表現の基本となります。保育者にはそれらを踏まえ、子ども達が自らしたくなるような主体性を大切にした指導が求められます。

続いて、音楽遊びの環境づくりについてお話がありました。音楽遊びの環境を構成する際には、その遊びをしてみたくなるような場の構成や、関わりをすることが大切とおっしゃっていました。
また、環境は主に【人的環境】と【物的環境】に分けることができます。
音楽遊びの人的環境は、子どもを受け止め、歌いかけや遊びに興ずる姿を見せることです。物的環境は遊びの内容と発達に即して準備をすることを指します。子どもの発達を理解した上で、適切な環境構成を行うことが大切です。

最後に小坂先生と子どもの発達勉強したいプロジェクト4年生による発達ミニレクチャーが行われました。前回のレクチャーの復習が行われ、今後は平成12年度版保育所保育指針を活用し、細かい発達の区分について理解を深めていきます。

今回の講義は保育技術の基本を理解できるものだったと思います。子どもの発達を踏まえて環境構成や内容を工夫することの大切さを学べたのではないでしょうか。後期には実技発表会も控えているため、子ども達が実際に興味を持てるようなものができるよう頑張りましょう。

記事担当:伊藤葵、西塚麻衣