2018/12/13 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

12月13日(木)の保育実習指導Ⅱは、和田明人先生からOST(オープンスペース?テクノロジー)についてご教授いただきました。

これまでの保育実習指導Ⅱでは、保育所実習終了後にまずワールドカフェで対話を重ね、集合知を創生してきましした。また、ワールドカフェでの成果をグループごとにポスターセッションでプレゼンテーションを行い、アプリシエティブ?インクワイヤリーによりさらに対話を重ね、実習の振り返りと保育の課題や保育の質について考えてきました。そして、これからは、これまでの活動に加え今回のオープンスペース?テクノロジーによって、4年生への学びと就活に繋げていきます。

まず、OSTとはホールシステム?アプローチの一種で、(学習形態のひとつで)澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な課題について関係者を一堂に集めて、参加者が解決したい課題や議論したい課題を、参加者自ら提案して解決を図ったいく大規模型対話技法です。参加者の自由度が高く、それと同時に、ひとりひとりに主体性が求められます。また、参加者の当事者意識と自己組織化能力を最大限に引き出すことによって、納得できる合意に到達できるようにする最大の特徴があります。

OSTの原則、今後のプロジェクト結成からクロージングまでの流れは以下の通りです。

【OSTの原則】
①参加してきた人は誰であれ適切な人である
②何時始まろうとその時が正しい時である
③何が起ころうと、それが起こりうるべき唯一のことである
④いつ終わろうと終わった時が終わりである

【OSTのプロセス】
①事前準備
②ガイダンス…目的の説明、4原則の説明、展開の説明
③オープニング
④アジェンダ(議題)の形成
⑤マーケットプレイス
⑥セッション(分科会等)
⑦議事録?プロジェクト提案
⑧アクションプラン策定?チーム編成
⑨クロージング

今回の講義ではOSTのプロセスにおいて②の段階にあります。次週からは自分が探求したい課題について一緒に学びたい同士を募り、プロジェクトの発足に向けて始動していきます。
今年はどんなプロジェクトが発足するのでしょうか?
保育の質、自分の保育観、そもそも保育とは何かを日々追求する学生の学生による自己実現が今、始まろうとしています。

記事担当:石山優子 西塚麻衣