2018/10/18 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

10月18日(木)の保育実習指導Ⅰは「保育実技研究発表会」が行われました。今回は、ペープサート、手遊び、パネルシアターの発表が行われました。発表内容は以下の通りです。

君島ゼミ
ペープサート:「コンコンクシャンのうた」、「とんぼのめがね」、「カレーライスのうた」

和田ゼミ
ペープサート:「おおかみと7ひきの子やぎ」

青木ゼミ
ペープサート:「ふうせんのうた(秋バージョン)」、「3匹のこぶた」

千葉ゼミ
手遊び:「かみなりどんがやってきた」、「3匹の子ぶた」

高野ゼミ
パネルシアター:「のびのびのびーん」

小坂ゼミ
ペープサート:「くいしんぼうおばけ」、「ペロペロキャンディー」

利根川ゼミ
ペープサート:「??さん出ておいで」、「秋のシルエットクイズ」



では、いくつかの発表の様子をご紹介します。

和田ゼミ
ペープサート:「おおかみと7ひきの子やぎ」

絵本や紙芝居で知っている人も多いと思います。聞き手に問いかけをしながら発表を行っており、子どもたちも参加できるペープサートになっていました。抑揚や声色を変えながら発表しており、臨場感が溢れるペープサートになっていました。

千葉ゼミ
手遊び:「かみなりどんがやってきた」、「3匹の子ぶた」

「かみなりどんがやってきた」は、知っている人が少なく、聞き手の動きが止まっている様子が見られましたが、繰り返しの手遊びになっているので、後半になると聞き手の学生も積極的に参加していました。「3匹の子ぶた」は、発表者がお手本となりながら、会場全体で一緒に手遊びを楽しんでいる様子が見られました。

高野ゼミ 
パネルシアター:「のびのびのびーん」

伸びるときに子どもたちの動きを子どもたちと一緒にでき、とても楽しいパネルシアターになっていました。動物の鼻や首が伸びる仕組みが不思議で「どうなっているんだろう?」と疑問に思った学生が質問をしていました。学生同士が意見を交わし合い、学びを深められる場になっていました。

発表後、青木先生からご講評をいただきました。
? 練習をしっかり行って取り組むこと
? 場の状況に合わせてアドリブも交えられるとなお良い
? 発表者は表情や子どもへの問いかけをもっと大げさに行っても良い

という、3つのポイントを提示し、コメントいただきました。
実際に現場で行う際、子どもたちは保育者を見ながら行うので、保育者自身が楽しく行うことが大前提になります。このご講評を受け、来週の実技研究発表会も取り組んでいって欲しいです。
 
最後に、小坂先生の「発達ミニレクチャー」が行われました。
まず、「発達ミニレクチャーはテストであるため、真剣に受けて欲しい」と改めてお言葉をいただきました。また、前回の回答では、「受け止める」と「受け取める」、「?歳」と「?才」など漢字の間違いも多かったということでした。もう一度保育所保育指針を確認し、漢字や言葉の意味を振り返った上で、今後の発達ミニレクチャーに臨んでいって欲しいと思います。

今回の実技研究発表会では、初めて聞く手遊びやうたが多かったような感じがしました。
子どもたちに向けて、発表するときも「お手本でやってみるね」などの声をかけることで、子どもたちにも分かりやすく伝えることができると思います。

記事担当者:阿部里美