2018/07/12 保育士?幼稚園課程

3年生 保育実習指導Ⅱ

7月12日の6限に行われた保育実習指導Ⅱでは、青木一則先生による保育所実習についてのお話と、上村裕樹先生によるワールドカフェ①(施設実習)が行われました。

青木先生からは、腸内菌検査の日程についてと保育実習における電話掛けについての説明をしていただきました。保育所に電話する際には、オリエンテーションの有無や保育所への挨拶も兼ねているとお話いただきました。また、オリエンテーションの際の確認点として、
① 保育園や子どもたちについて分からないことは伺う(責任実習などで何を準備すればよいのかなどにつながることも)
② 勤務形態(早番、遅番の有無)
③ 給食なのか、お弁当なのか(給食の際には給食費、お弁当の際にはどのようなお弁当を持っていくのかということの確認)
④ 服装について(通勤の時の服装、実習中の服装)

などが挙げられました。宮城県外で実習する人は、実習初日にオリエンテーションを行う場合もあるそうです。その場合は電話で、当日の時間や服装などを確認する必要があるとお話していただきました。

続いて、上村先生によるワールドカフェが行われました。
ワールドカフェとは、対話する相手を変えながら少人数での対話を積み重ね、全員でテーマを掘り下げて行くものです。「話しやすい少人数での対話」、「メンバー変更によるアイデアの繋ぎ合わせ」によって、アイデアの他花受粉による「集合知」が形成されます。

カフェ?エチケットとしては
① テーマに意識を集中して話し合いましょう。
② あなたの考えを積極的に話しましょう。
③ 話は短く、簡潔にしましょう。
④ 相手の話には耳を傾けましょう。
⑤ アイディアをつなぎ合わせてみましょう。
⑥ “今”のひらめきを大切にしましょう。
⑦ ともに耳を傾けて、深い洞察や問いを探しましょう。

の項目が挙げられました。


今回のテーマは、「援助(保育)のおもしろさ」でした。学生4?5人が1グループとなり、楽しい雰囲気の中でテーマを掘り下げていきました。実際に実習全体を通して学び得たものや、子どもや利用者とのエピソードなどについて対話し、学生一人ひとりの学びの共有を行いました。どのグループも話者に集中し、1つの話題について深めている様子がありました。また、仲間の話を聞くことによって「その場面あったな」「もしかしたら、そんな意味があったのかもしれない」と自分だけでは気づくことが出来ていなかった部分に新たに気づくことができました。
 
来週の実習指導では2回目のワールドカフェが行われます。行い方の確認をしてスムーズに進め、より多くの対話ができるようにしましょう。また、これから迎える保育所実習に向けて、より学びを深めていきましょう。

記事担当:伊藤葵、成ケ澤咲希