2018/03/15 保育士?幼稚園課程

役所、役場の職務内容や予算についての意見交換会/奄美大島フィールドスタディー

市町村の役所、役場の職務内容や予算についての意見交換会

3月15日、奄美大島フィールドスタディー4日目は、私たち学生の宿泊施設「やけうちの宿」の近くにある、宇検村生涯学習センター「元気のでる館」で、市町村の役所、役場の職務内容や予算についての意見交換会を開催していただきました。意見交換会では宇検村役場?総務課長の渡さんに公務員のお仕事のことやお給料のこと、奄美大島の歴史などについてのお話をお聞かせいただきました。

たとえば、出生届や婚姻届など受け取ったり、水道や下水道など、町のあらゆることを管理したり、整備することも公務員のお仕事の1つです。
公務員のお給料はどのように定められているのか。それは、50人以上いる会社の一人当たりの給料の平均額が、公務員のお給料の額になるそうです。また、『給料』と『給与』の違いについてもお話しを聞かせていただきました。『給料』とは俗に基本給と呼ばれるものです。その基本給に住宅手当などの諸手当を加算したものを『給与』というのだそうです。来年の4月から働き始める身として、もっと社会に出てからのことについて勉強していかなければならないなと痛感させられました。

最後に渡さんから「東北福祉大生が感じた奄美大島の良いところを教えてほしい」という質問をいただきました。
学生からは…
「みんな、どんな人でも車の中からでも会釈をしていただけたり、普段からあいさつをしてくれたりする点」
「空気がキレイで、海もあり山もあり自然が豊かで普段では見ることのできない星空が見られたこと」
「人のあたたかさを感じることができた。また、卒業祝賀会や集落ごとの集まりがあり地域間のつながりが強く『○○ねぇ』、『○○にぃ』と年上名前を呼び合っていて強い絆のようなものを感じることができた」
「デイサービスなどに通わなくても大丈夫な年代の方も気軽に体操教室や集会に参加していて高齢者の支援が行き届いているように感じた」
「コンビニや買い物が気軽にできるところが少ないなど不便な点もあるが、宇検村に戻ってきたい、住み続けたいと思う魅力を身にしみて感じることができた」など様々な意見が挙げられました。
宇検村にきて約2日しかたっていませんでしたが、普段は感じることができない体験をさせていただき、宇検村の方々のあたたかさに触れることができとても刺激になりました。

記事担当者:櫻井千恵、岡田早希