2018/02/10 保育士?幼稚園課程

2018年2月10日 プロジェクト報告会

プロジェクト報告会

平成30年度プロジェクト報告会が4,5限目に、大教室にて行われました。



3年生は残り1年となった学生生活で、更なる成長を目指すために、各々課題解決に向けた様々なプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクト報告会では、各プロジェクトの代表者が、メンバー内で話し合ったアクションプランについて、それぞれ約5分間発表を行いました。
立ち上げられたプロジェクトは全部で26個。例年よりも多くの数のプロジェクトが発足されました。
○保育理論?実践系プロジェクト
1 ケース研究プロジェクト
2 あそび研究プロジェクト
3 学童保育プロジェクト
4 障がい児プロジェクト
5 子どもの発達勉強したいプロジェクト
6 応用行動分析学から見るプロジェクト
7 保護者支援プロジェクト
8 深めよう保育プロジェクト
9 ぶくぶくプロジェクト
10 子どもの貧困プロジェクト
11 園見学?評価プロジェクト
○実技系プロジェクト
12 ピアノと仲良しプロジェクト
13 主活動を考えようプロジェクト
14 呼びさませ!!童心!!プロジェクト
15 体力づくりプロジェクト
16 手話に触れようプロジェクト
17 てづくりしようプロジェクト
○就活系プロジェクト
18 公務員試験合格プロジェクト
19 出稼ぎ(東日本園見学)プロジェクト
20 仙台?関東の園見学プロジェクト
21 子どもに関するお仕事プロジェクト
○総合系プロジェクト
22 子どものヘアアレンジプロジェクト
23 1週間challengeプロジェクト
24 保育園作ろうプロジェクト
○引継ぎ系プロジェクト
25 ぴよねっと
26 保育の輝石

では、この中からいくつかのプロジェクトを紹介していきたいと思います!!

○保育理論?実践系プロジェクト
<子どもの発達勉強したいプロジェクト>
このプロジェクトは、往々にして子どもの発達について理解されていないことが多いのですが、1人ではなかなか勉強することができないという問題意識から発足したプロジェクトです。活動内容は、誰が見てもわかりやすいような保育のガイドブックを作成することで子どもの発達について勉強をし、様々な文献を活用しながら理論、対話、実践を通して保育の発達について理解を深めていきます。ガイドブックを作ることで4年間の学びを視覚的に整理し、アウトプットをすること、保育について学び、現場に出たとき自分の保育に意図や根拠を持って子どもと関わる個々ができるようにすることを目標としています。
活動は、毎週火曜日と金曜日の2~4限の時間に食堂で行われます!ぜひ、覗いてみてはいかがでしょうか?
 

<園見学?評価プロジェクト>
このプロジェクトは、どんな保育がしたいか、どんな就職がしたいかという学生の悩みから発足したプロジェクトです。活動内容は、県外、県内の保育園見学やボランティアに行くことの他に、自分たちなりの評価項目を作成し、その評価項目に合わせて見学やボランティアをした園について評価します。4~6月は、県内の園見学やボランティアを週に1回行い、長期休み中は県外の園見学やボランティアも行います。6月~は、県内の園の保育参画や、4~6月で伺った園に再度訪問といった計画が立てられています。色々な保育の面白さに気づいたり、自分のやりたい保育を見つけることができるように県外?県内の園見学やボランティアに行き、また、就職に向けて自分の理想の園を見つけていくことを目的としているプロジェクトです。
○実技系プロジェクト
『主活動を考えようプロジェクト』
実習で主活動がうまくいかず、今後の実習や将来困らないようにするために発足したプロジェクトです。活動内容は、グループごとに指導案を作成し、模擬保育を行ったり、実際に現場で実践をした結果からさらに改善を重ね、学びを深めます。春夏秋冬、どの年齢でも対応可能なようにいろいろな主活動を考え、グループ活動を行い、考えた主活動すべてを自分のものにすることを活動の目標としているプロジェクトです!
  
<手話に触れようプロジェクト>
保育実習中に耳の聞こえない保育補助の先生と出会い、手話と保育のつながりを感じ、発足しよう、と立ち上がったプロジェクト。プロジェクトの目的は、手話を覚えることでコミュニケーションをとる相手を増やし、コミュニケーション方法のひとつの手段として活用することができるようにすることです。活動内容は、手話経験者による講義形式で手話を勉強したり、プリントを配布して単語や表現技法を勉強します。最終目標は、聴覚障害をもつ人と会話ができるようになり、聴覚障害について考え、理解を深めることです。4~3月までの約1年間を通して手話単語や手話表現の学習を行い、11月からは障害に関する学習も行っていくといった計画が立てられています。
  
次に、就活系プロジェクトからは、まず、『公務員試験合格プロジェクト』についてご紹介します。
<公務員試験合格プロジェクト>
一人だとなかなか公務員の試験勉強が捗らない!という悩みを抱えた学生が発足したプロジェクト。公務員保育士への明確な思いをもち、そして共有すること目的とし、最終目標として公務員試験合格を目指しています。各々、公務員試験に向けて試験勉強を学食や学習室のLearning Commonsで行い、今後は幼保模試2018を受けたり、試験対策などを行っていく予定です。ゴリラのパワーポイントが印象的でしたね…(笑)
  
<仙台?関東の園見学プロジェクト>
このプロジェクトは仙台で就職を考えているけど、関東の園も見てみたい、という思いを持った学生が声を挙げ、発足されました。自分の行きたい園や行ってみたい園に見学?ボランティアに行き、その園で得た情報をプロジェクト内での専用のシートに書き込み、情報共有を行います。行きたい園を決め、その園に行きたい人をプロジェクト内で募り、グループ分けを行い、その園にアポ取りをし、実際に園に行くといった流れで行われていきます
  
<子どもに関するお仕事プロジェクト>
このプロジェクトは、今まで保育について学んできたけど、本当にやりたいことは保育士や幼稚園教諭なのか、他にももしかしたらやりたいことがあるのではないか、という思いから発足されました。保育士、幼稚園教諭以外に子どもに関する仕事にはどのような仕事があるか調べ、本当に自分がやりたいことが何かを知るということが目的です。自分が納得できる就職をすることが最終目標であり、その最終目標に向けて調べること、そしてそれを共有することを様々な情報について共有することを活動内容としています。
  
○総合系プロジェクト
<子どものヘアアレンジプロジェクト>
このプロジェクトは、保育実習中に子どもから、「○○みたいな髪にしてほしい!」と言われたが、うまくできずに困った、子どもにヘアアレンジをしてあげたい!と思った学生から発足したプロジェクトです。活動内容は、月ごとに決めた目標の髪型を練習?習得していくこと、場面に合わせた髪型や注意点などについて対話?考察をすること、保育士?幼稚園課程の学生への還元を目的としてSNS(主にInstagram)で活動の様子を写真や動画で配信を行うことです。具体的に、4月~5月は手ぐしやヘアゴムの使い方、お団子、三つ編みなど基本的なことを行っていき、8月には保育室や教室にあるもので髪飾り作り、9月は運動会にふさわしい髪型を考えたりなどを予定しています。月に1~2回集まり、様々な髪型を練習し、活動をしていく予定です。
  
○引継ぎ系プロジェクト
<ぴよねっと>
ぴよねっとは、澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】の保育士?幼稚園課程の取り組みを様々な方々に知ってもらうことを目的としている、引継ぎ系のプロジェクトです。学生が主体的に保育実習指導など保育の学びを記事にして発信を行ったり、保育を語り、より深め、追求しています。この記事を作成しているのもぴよねっとです。ぴよねっとの魅力は、保育実習指導をより主体的に聞くことができること、文章などにしたりすることで言語化し、相手に伝えられる力がつくこと、保育について熱く語れる仲間ができること、先輩とのつながりが増えることです。まだまだ人数募集中ですので、いつでもご連絡お待ちしていますよ!
  
<保育の輝石>
このプロジェクトは、『保育の輝石』という、保育を学ぶ学生のための保育に関する情報が詰まったサイトを、より中身の濃いものにして、TFU保育士?幼稚園課程の学生に共有していこうと立ち上げたプロジェクトです。今年からより活発的に、保育の輝石が発信源となって活動していこうと発足されました。『保育の輝石』は、誰もが閲覧可能というわけではなく、closedサイトを利用して特定の人のみに、有効となる情報を発信していきます。まだまだメンバー募集中だそうです!
  


1年生も2年生も!もちろん3年生も!気になったプロジェクトがあれば、話を聞きに行くだけでも何か自分のためになるかもしれません。1人だと不安という人は友達との参加でもかまいません!どう行動するかは、自分次第です。
1、2年生は、ぜひ先輩と連絡を取ってみてください。

最後は3年生実行委員長の「今回の会で強く感じた学びの姿勢をもとに、ともに学びを深めよう!1、2年生もぜひ何か一歩を踏み出してみませんか?」という投げかけと共に、会が終了しました。
今回のプロジェクト報告会に参加して、みなさんの熱く発表をする姿、真剣に発表を聞く姿から、やっぱり保育っていいなあ!いろんな人の意見聞くことって大切だなあ!と感じました。気になったプロジェクト、興味を持ったプロジェクトがあれば、積極的に動いていきましょう!
  
記事担当者:教育学科3年木村杏伽