2021/02/17 教育学研究科
【学生報告】算数障害のある児童に対する支援とこれまでの活動
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】大学院教育学研究科に所属する学生の活動を紹介します。
はじめに
私の研究テーマは「子どもの時間処理に関する研究—算数障害のある事例を通して—」です。算数障害のある子どもは、数処理や計算といった学業領域のみではなく、お金や時間など数量が関係する日常生活に困り感を感じていることが多いです。そのなかでも、時間処理の困難は、算数障害を中心にADHDなどにも表れることが確認されています。
今の研究活動について
現在、私は算数障害のある子どもを対象とし、オンライン授業の形で支援を行っています。対象児が、算数の授業のなかで困り感を感じている内容を中心に支援を行っています。支援するなかで、対象児の成長を実感しつつ、算数障害特有の苦手さをどう支援したらよいか、試行錯誤しながら進めています。
2020年10月、日本LD学会に参加し、学習障害を中心とした研究に触れることができました。また、ポスター発表も行い、研究の成果を発表することもできました。これから、さらに自身の研究を進めていき、子どもたちの学習への困り感を軽減させるようにしたいと思います。
2020年10月、日本LD学会に参加し、学習障害を中心とした研究に触れることができました。また、ポスター発表も行い、研究の成果を発表することもできました。これから、さらに自身の研究を進めていき、子どもたちの学習への困り感を軽減させるようにしたいと思います。
(菅谷英都)
日本LD学会について
一般社団法人日本LD学会は、LD(学習障害)?ADHD(注意欠如多動性障害)等の発達障害に関する研究?臨床?教育の進歩向上を図るとともに、LD等を有する児(者)に対する教育の質的向上と福祉の増進を図ることを目的に、1992年に設立された学術研究団体です。(一般社団法人日本LD学会とは https://www.jald.or.jp/about/business より抜粋.管理者が加筆)
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