私は学部時代、庭野賀津子教授のリエゾンゼミ（庭野ゼミナール）に所属しており、大学院に進学した現在も引き続き庭野教授の指導を受けています。庭野ゼミナールでは、年に数回、所属する2～4年生全員が集まる「縦ゼミ」を行っています。学年間だけでなく、先輩?後輩との縦のつながりを大事にする庭野ゼミナールにとって、縦ゼミは欠かせない時間となっています。
 

前期にオンラインにて2回実施された縦ゼミに、私も大学院生の立場として参加しました。私と4年生から後輩に向け、小学校や特別支援学校における教育実習の経験や教員採用試験対策ついて話し、あるいはレクリエーションをとおして交流を深めるなど、縦ゼミに参加した全員にとって有意義な時間を過ごすことができました。特別支援教育を学びたいという後輩たちの純粋な熱意に触れ、自分も改めて初心に帰って特別支援教育の研究に邁進したいとの思いを新たにしました。庭野ゼミナールは、「和」を大切にするリエゾンゼミです。庭野ゼミナールを卒業した1人として、今後とも縦のつながりを大切にしていきたいと思っています。

（佐藤　大地）