11月2日、大崎生涯学習センター（パレットおおさき）で開催された第48回宮城県小学校社会科教育研究大会　大崎大会に、教育学科三浦ゼミ生6名とともに参加しました。この大会は5月から三浦教授が指導者として関わってきた大会です。三浦教授は、私の指導教員です。

公開授業では、主に第3学年「農家の仕事」を見学しました。学習指導要領改訂の要点の一つである「カリキュラム?マネジメント」を踏まえた単元構成（特に地域素材の活用）であり、授業後は活発な検討会が行われました。現職の先生方の実践に基づいた意見交換はとても勉強になりました。

また、「新学習指導要領における社会科の授業づくり」と題して、国士舘大学教授　澤井陽介先生の記念講演がありました。「改訂の全体像」から「授業改善の実際」に至るまで詳しくご教示くださいました。新指導要領の主旨をいかにして実践に落とし込むかが明らかとなりました。

今大会は、公開授業の研究と新学習指導要領について相関的に構成されていたために、理論と実践が結びついた実りある学びを得ることができました。今後の大学院での研究に活かしていきたいと思いました。

（修士1年 芳賀健顕）