渡会ゼミでは10月12日（水）に仙台市内にある荒町児童館でコンサートを行いました。学生11名が参加しました。

仙台市が秋休みの日に、演奏の依頼を受けました。この児童館にはゼミの卒業生が働いており、その縁もあって実現しました。平日ということもあり、学生は授業と重ならないメンバーでステージとなりました。そのため、使用する楽器等について多少のやりくりを行いながら、本番に間に合うよう練習を重ねました。
プログラムの最後には、参加した児童と一緒に「ツバメ」を踊りました。この踊りでも、児童とは鏡に（左右反転で）踊りを見せるようにするなど、工夫を行いました。子どもたちは我々の踊りをみながら、すぐに動きを覚え、上手に踊れるようになりました。
演奏後は児童館側からのリクエストにより、楽器体験コーナーを行いました。児童は手を消毒してから、触りたい楽器にむけて一目散。普段小学生が触れることがあまりない楽器も含め、さまざまな楽器の音を鳴らしながら楽しむ姿が見られました。

コロナ禍により人前での演奏の経験が少なくなっているため、何かと不慣れな点もあります。今後の活動を通して、学んでいってほしいと思います。

＜学生の感想＞
?近年コロナ禍で、子ども達に生の演奏を届ける機会が全くない状況が続いていたので、荒町児童館の子ども達の前で実際に演奏できたことがとても嬉しかったです。私たちの演奏を聴いて子ども達が身体を揺らしていたり、一緒に踊ってくれたり、手拍子をしてくれたりと、音楽に興味津々で楽しそうにしている姿を見ることができました。どんな反応を見せてくれるのだろうとドキドキしていましたが、子ども達と一緒に音楽を楽しむことができ、とても幸せな時間になりました。（4年：佐藤ひまり）
?感染症の影響により、人前で演奏する機会がなかなか無かったので、子供達の前で演奏できてとても楽しかったです。子供達が手拍子をしてくれたり、一緒に踊ってくれたりしたので、一生懸命準備して良かったと思いました。貴重な経験ができて良かったです。機会があれば子供達と一緒に演奏してみたいと思います。（3年：佐藤明音）
?今回が私にとっては初めての児童館での演奏活動でした。みんなが大好きなディズニーのメドレー曲やアニメの曲に加え、みんなで楽しめるダンスなどをしました。最初はどんな感じなのか全くイメージを持つことが出来ず緊張ばかりしていましたが、子どもたちの素直な反応に思わず笑ってしまう場面が多くありました。演奏後には楽器体験の時間があり、力一杯叩いてみたり子どもが興味を持っている様子を実際に見ることできて良かったと思います。（2年：菅原優紗）