渡会ゼミでは、12月14日（土）午後に仙台市若林区の「グループホーム憩いの園」で、「クリスマス会」でのボランティア演奏を行いました。

プログラム（４曲目からはリクエストに応えた曲）
１　「サザエさん一家」（4年打楽器演奏）
２　「美女と野獣」（ピアノ連弾）
３　「Never Enough」（4年合奏）
４　「川の流れのように」「糸」（独唱）
５　アンパンマンメドレー（器楽合奏）
６　「ひまわりの約束」（合唱）
７　「赤鼻のトナカイ」（３年アカペラ歌唱）
アンコール　「雪」「きよしこの夜」「ふるさと」（利用者さんと合同で合唱）

３年ぶりに「憩いの園」に訪問し、クリスマスのコンサートを行いました。現役ゼミ生にとっては初めてとなります。前半はあらかじめ用意した楽曲を演奏しました。後半は「おしながき」を用意し、利用者さんからリクエストを得る形を用意しました。主に職員さんから要望があり、その演奏を行いました。演奏を聴いて手拍子を打ってくれたり、涙を流してじっくりと聴いたりする姿が印象的でした。後半では、利用者さんが「雪」と「きよしこの夜」を歌うので、それに即興で伴奏を付けて演奏をし、最後に「ふるさと」を全員で歌いました。
この日は午前中に児童館でもコンサートを行い、大忙しの中のステージでしたが、学生は疲れを見せることなく、堂々と演奏表現を行うことができました。私達の演奏を通して、何か感じることが見つかるよう、これからも練習に励んでいきます。

＜学生の感想＞
?2年から4年は、施設で演奏活動をする経験は今回が初めてだったため、大変よい機会になりました。演奏曲は、普段児童館などで演奏している流行りの曲に加え、演歌や唱歌など幅広い世代で親しまれている曲を演奏し、楽しい時間を過ごしました。コンサート中は、一緒に歌ってくださる方や手拍子をしてくださる方、涙を流して聞いてくださる方がいて、改めて音楽の楽しさや素晴らしさを感じることができました。（４年　越後菜結）
?今回の演奏会では、渡会ゼミで定番となっている演奏に加え、お年寄りの方々が喜んでくださるような曲を選び、おしながき方式で演奏を披露しました。知っている曲になると、口ずさんだり手を叩いたりしてくださって私達も楽しく演奏することが出来ました。最後は涙を流して笑顔で?ありがとう?という言葉を頂きました。利用者の方々の琴線に触れるような演奏と時間をお届けすることが出来てとても嬉しかったです。（4年　佐久間小雪）