2019/08/06 教育学科
【学科報告】3年目に入った朴木山地理基礎調査(地理ゼミ)
調査プロットで樹高計測中
2017年のゼミ発足と同時に始めた地理ゼミの朴木山キャンパスでの地理基礎調査も、今年で3年目に入りました。5月2日には全員で3つの調査プロットの観察?整備、6月から7月にかけては、チームごとに担当調査プロットの樹木計測と土壌調査、そして8月6日はOB?OGも加わり気象観測装置の仮設置などの活動と、これまで4回の調査活動を実施してきました。
プロットにおける樹木の成長や樹種の変化を調べる調査は3年程度では誰にも分かるようなはっきりした結果は得にくいのですが、土壌や気象の調査は各プロットの特徴が分析できるくらいのデータが集まりつつあります。これからも調査を続け、その結果をレポートや論文など形で少しずつでも公表することで、地理ゼミの活動は一層深化します。
[学生の感想]
○今回の朴木山の調査では、私たちが継続的に設置している調査プロットの状況確認?補修に加え、気象観測装置の仮設置やタンパク質熱変質の実験を行いました。気象観測装置は、これから10年程の間、調査に使われるもので、仮設とはいえその設置に携われたことはとても貴重な体験になったと感じました。また自分たちの手で一から作り上げる楽しさもあり楽しく活動ができました。(3年 小島隼)
○今年から、地理ゼミの一員に加わり、初めて朴木山で調査を実施しました。普段の生活では樹木の成長や競争を実感することは難しいのですが、朴木山の調査では前年の記録と比較することで、樹木の成長を、身をもって感じることができ、とても貴重な経験となりました。(3年 大内星李)
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