日本美術史を学ぶ門脇ゼミでは、2018年12月7～8日の2日間、4年生の自主企画による東京?鎌倉での見学旅行を実施しました。訪問先は、特別展「京都 大報恩寺　快慶?定慶のみほとけ」開催中の東京国立博物館と、鎌倉の古社寺（高徳院?長谷寺?建長寺?来迎寺?鶴岡八幡宮）です。天候にも恵まれ、有意義な現地研修となりました。

参加学生のコメント

?博物館で、快慶?定慶?行快といった慶派仏師による仏像をたくさん見ることができました。鎌倉時代の仏像は、衣文や顔の造形にみられる繊細さが特徴だと思いました。

?朝早くに到着したこともあり、鎌倉大仏をほぼ貸切で拝観することができました。有名な像の体内に入ることができたことは貴重な体験で、とても感動しました。

?博物館で見学した大報恩寺の秘仏?釈迦如来坐像には、仕上げに金泥と金箔が使用されていますが、肌と衣の金の質感の違いなど、実際に見ることでよく理解できました。

?今回が初めての鎌倉訪問でしたが、さまざまな寺院や名所を巡り、歴史を感じることができました。現地で見ることで伝わる、それぞれの良さがあると思いました。