2018/10/31 教育学科

【学科報告】「リエゾンゼミⅠ」ディベートを行いました

10月31日の「リエゾンゼミⅠ」では、3回に分けてディベートを行いました。

31組(渡会?加藤)では、10月上旬にテーマについて話し合い、多くのアイディアが出ました。多数決により、以下のテーマで議論を交わすことにしました。
?1回目「小学校に通う時はランドセルでなくてよい」
?2回目「幼稚園で英語は必要か」
?3回目「結婚したとき、名字を統一するべきか」
教育系が2つ、それ以外のものが1つとなりました。メンバーを6グループに分け、それぞれ肯定側?否定側?審判を1回ずつ実施しました。さらに、それぞれの立場のグループの中で、立論?質疑?反駁の分担を決めました。学生は分担がたとえ自分の考えと違っていても、その役割についての資料を調べ、取材を行うなどし、当日に備えました。
3回とも、真剣に話し合った結果として、根拠資料が明確なものを準備したチームが勝ちとなりました。論破した内容が自分の考えと異なるという学生が意外と多かったのが特徴的でした。また、審判の役割が大変だったという感想が多く見られました。両方の意見の妥当性を判断することが難しかったようです。このような話し合いをきっかけとして、自分の考えを見つめ直し、根拠を述べながら話す練習になります。また集団面接等の練習にもつながることと思います。

(学生の感想)
?<1回目>今日はディベートの1回目「小学校に通うときはランドセルでなくてよい」という題で行いました。私は肯定側反駁を担当しました。正直もっとランドセルから学習に話が来るかなと予想しながら参戦していましたが、経済的負担や身体的負担に重点を置いていたので用意した資料を基に漏れなく発表できて良かったです。(佐々木涼介)

?<2回目>今日は肯定側のディベートでした。私は立論を担当しましたが、相手側がどうやって展開していくのかを考えながら考えるのが非常に難しかったです。チームで協力して進められたことがよかったと思います。相手側が強敵のチームだったのでビビりまくりましたが、最終的に一票入ったのでもう充分です。論理的な内容で論破していくことは本当に難しくて心が痛い場面がたくさんあったけれどいい経験になったと思います。次回は否定側の反駁なので相手を予想しながら頑張りたいです。(佐々木未来)

?<3回目>ディベートの3回目を行いました。審判として参加しましたが、今までの中で一番大変だったように感じました。まず、主観を持ち込めないことです。心を無にして聞くのがとても大変でした。また、話しの要点だけをメモしつつ、その人の意見の全体を聞き取らねばならい点も苦労しました。審判は、少しでも考え込んでしまうと意見が流れ聞き逃してしまうので、集中力も必要に感じました。最後には自分の意見としてすべてをまとめ上げなければならないので始終気が抜けずとても疲れました。しかしいろいろな考えや意見の述べ方を学ぶことができ面白かったです。(佐々木彩乃)

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