2018/10/30 教育学科

【学科報告】「教職実践演習」(幼稚園)保育模擬実践が行われました

4年後期に行われる「教職実践演習」(幼稚園)は、これまでの学びを振り返り、課題を明確にするとともに、それらの課題解決に取り組むことで、幼稚園教諭ならびに保育教諭としての資質の基礎を養うことを目的としています。その中の活動として、「保育模擬実践」があります。幼稚園教育実習で行ってきた主活動をクラスの学生に伝えることで、どのような伝え方が望ましいのかを考え、かつ来年度から自身が使える教材を蓄積できるように本活動を設定しています。

10月30日、渡会クラスでは「紙コップジャンプ」や「アイスクリーム作り」などの制作活動が行われました。実際に園児に説明をした方法で作成をし、できたおもちゃで遊びました。輪ゴムの組み方や両面テープの使用など、事前の準備にこだわり、園児が安全かつ確実に作成できるように工夫していました。
その活動の反省として、様々な点が挙げられました。以下に一部紹介します。
?クラス集団への対応と、個への対応のバランス
?より具体的な言葉のかけ方(丁寧に折るときに「アイロンをかける」ようになど)
?制作のゴールを見せつつも、スモールステップで説明をすることの大切さ
?イメージを大切にするための言葉の選択(ティッシュを「アイスクリームのもと」と伝える)
?時間への対応(余ったとき、時間が足りないとき)
上記各点において、学生は自分なりの改善策を見出しており、感心します。来年からの就職先で役立ててほしいと思います。

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