2018/10/19 教育学科

【学科報告】授業を見に行きました(渡会ゼミ)

10月19日、宮城教育大学附属小学校の音楽の授業を渡会ゼミ学生10名と教員1名で参観しました。

3年3組の授業で、「ゆりかごの歌」の歌唱についての授業展開でした。音楽を構成する要素に関する言語活動が児童の間で盛んに行われ、その後自分たちが決めた歌い方で実際に歌唱する姿が印象的でした。学生は児童が歌い方を考えて表現する姿を観察し、教師の言葉がけや机間指導の姿をたくさん記録していました。
授業後、会議室で振り返りを附属小学校校長先生とともに行いました。学生同士で感想を共有した後、グループの代表者が感想を発表しました。

(参加学生の感想)
?宮城県の小学校の授業は今回初めて参観しました。一番印象的だったことは、発声の仕方が3年生で身についている子が多かったことです。歌声が澄んでいて綺麗でとても驚きました。また、授業における先生の指導法を観察して、子供たちが自ら主体的?対話的で深い学びができるように、話し合いと活動の場を設けたり、子供たちが考えを引き出せる適切な教材や手立てが組み込まれていてとても勉強になりました。(4年 小野寺優花)

?授業を見学してみて、まず感じたことは、話を聞くという環境が整えられていることです。これは先生の話を聞くということに限らず、友達の話を聞く姿勢もしっかりしていました。グループで考える活動がありましたが、子どもたちは自分たちで司会者を立て、全員の発表機会を作り、必ず反応するというサイクルで活動していて、音楽の授業だけではなく、他教科でも身につけられている力なのだと感じました。反応をする際も、ハンドサインを使ってみんなで考えを繋げていくというような発表方法も良い点だなと感じました。子どもたちが、自主的に活動するといってような場面も見られ、担任の先生が、普段の学級づくりで指導されているからなのではないかと考えました。他にもたくさん学ばせて頂いた点があり、学びの多い見学となりました。(3年 虻川佳織)

?「ゆりかごの歌」の2つのポイントを学習した後で、グループでの話し合い、グループごとの練習2つのグループ合同の発表など、グループ活動の時間が45分間の授業の中で多くありました。しかし、授業の最後まで学習のポイントがぶれることなく、学習が進められていました。それは、活動の区切りで毎回ポイントの確認を行っていたためだと思います。今回授業を参観させていただき、中心の軸がぶれない授業を行うことの大切さや、方法について学ぶことができました。(2年 渡邉葵)

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