2018/07/11 教育学科

【学科報告】「教育相談の理論と方法」で子どもの貧困について学ぶ

「教育相談の理論と方法」(受講生239名、担当三浦)は、将来教育現場で必要となる教育相談に関する知識と技能について学んでいます。7月10日は、子どもの貧困問題に取り組んでいる方々のお話を伺いました。

講義の前半は、子どもの貧困に関する文部科学省のデータを基に我が国の現状について解説を行いました。
後半は、NPO法人アスイクで学習コーディネーターをしている武山さんから仙台市?宮城県で取り組んでいる活動の概要をお話していただきました。県内の広範囲で子どもたちへの支援を行っている様子を知ることができました。最後に、この活動に参加している本学学生の野島さんと佐々木さんから活動の良さについて聞きました。1年生から継続している学生もいて、継続して活動することの大切さやそこでの学びの大きさについて熱心なお話を伺うことができました。

受講生は、将来子どもの教育に関わることを希望している学生が多いため、現在社会的にも大きな課題となっている「子どもの貧困」について真剣に考える機会となりました。

感想
〇塾に行くことができない子どもたちにとって、放課後に学習スペースをつくることは、嬉しいことだと感じました。
〇子どもの貧困から子どもたちを救おうと精力的に活動されていることが伝わってきました。子どもの居場所を作ることが大切だと思いました。
〇実際にボランティアをしている方の話を聞いて、活動の内容を知ることができました。貧困だけではなく、子どもを取り巻く問題と真剣に向き合わなければならないと感じました。

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