2018/04/26 教育学科

【学科報告】ラーニング?コモンズにおける学修支援②「小論文作成と集団討論」

4月26日ラーニング?コモンズ「kotobuki」で三浦和美教授が「新聞記事を用いた小論文作成と集団討論」を開催しました。小学校教員を目指す教育学部3?4年生の希望者28名が参加しました。

近年教員採用試験に集団討論を課す都道府県が増えており、教員を目指す学生に対して「読む力」?「書く力」?「話す力」が求められています。今回の講座では、パラアスリートへのインタビューを基に書かれた「想像超える瞬間」(20171129 榊原一生氏:朝日新聞掲載)を題材として選びました。

現在の3年生?4年生は、TOKYO 2020 オリンピック?パラリンピックの年には教員となっています。オリンピック?パラリンピックでは、多くの想像を超える瞬間が世界の人々を待っていることでしょう。その瞬間に子どもたちとどう関わるかについて考えることを論題としました。
学生たちは自分が教員となって子どもたちとその瞬間を共にすることを思い描きながら小論文作成に取り組み、また、集団討論では学年の垣根を越えて熱心な話し合いが続きました。

(参加学生の感想)
?小論文を書く機会がなかったので、この機会に書くことができてよかったと思います。さらに、よりよいものになるよう要点を押さえて取り組んでいきたいと思います。
?新聞記事を活用することで、一般教養にもつながると感じ、書くことの大切さを実感しました。
?教育や考え方の視野が広がり、教育について語ることのできるいい機会でした。大変勉強になりました。

ラーニング?コモンズを使用した感想も、「集団討論に最適」「明るく落ち着いて雰囲気が良い」等の意見が大半を占めました。今後もラーニング?コモンズを活用しながら、学生の学びの意欲を高めていく取り組みを行っていく予定です。

 

 



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