本学は、全国の特別支援学校に数多くの教員を輩出してきた長い歴史と伝統があり、特別支援学校教員採用数でも毎年全国上位にあります。本学では全国の大学の中でも数少ない「聴覚障害」「知的障害」「肢体不自由」「病弱」の4障害領域の免許を取得することができ、特別支援教育専門の専任教員が11名も配置されています。この特別支援教育の専任教員の多さも、本学の特筆すべき点です。

本学では2年生から自分の興味のあるゼミを選択し、より深く専門性を磨くことができます。2月13～14日に教育学科1年生を対象とした特別支援教育ゼミの説明会が行われ、多くの学生が自分の入りたいゼミを選択するため、熱心に各教員の話に耳を傾けました。

【説明会に出席した学生の感想】
「小特コースに入ったので、4年生の時に特別支援学校での実習があります。今回のゼミ説明会を聞いて、特別支援教育のことを多く学んでいこうと思えました。まずは自分がもっと特別支援教育に興味を持たなければならないと思いました。説明を聞いてとても学びたいという気持ちが高まったので良かったです。」
（教育学科1年　中野歩香さん）

「先生方の話を聞いて、障がいについて多角的に考えることが大事だと思いました。運動機能に制限があっても、活動のレベルを一定にしてみんなで楽しめるような障がい者スポーツなどについても学んでいきたいなと思いました。」
（教育学科1年　遠宮咲綺さん）


本学の教育学科では、初等教育専攻?中等教育専攻どちらでも特別支援学校教諭の免許を取得することが可能です。特別支援学校に限らず、幼稚園や保育園、小中学校や高等学校にも、「特別な支援」を必要としている幼児児童生徒は多く在籍しており、そのような幼児児童生徒を指導するための高い専門性が今の保育士や教師に求められています。本学科では、学生が将来の保育や教育の現場で活躍するために必要となる高度な知識と技術を身につけることができます。