2018/03/16 教育学科
【学生報告】レディング大学英語研修に参加して(2)
2月11日から3月4日の約3週間、イギリスで行われた英語研修に参加しました。
平日は、イギリスのレディングにあるReading Universityで、英語やイギリス文化について学習しました。日本で英語を学習するときよりも、speakingやlisteningが重視されていると感じました。発音やイントネーションに苦戦しました。発音やイントネーションの違いも、英語を話す人からすればその違いは大きいようで、伝えたいことがスムーズに伝わらないということがありました。
イギリスは多民族国家であるという特徴を生かし、ある学校では言語教育に力を入れ、世界のさまざまな国の言葉を学んでいるというお話を聞きました。その学校では「こんにちは」とあいさつをしてくれた子がたくさんいました。国際色豊かで、一人ひとりが違う良さを認め合いやすい社会だと感じました。
授業や休み時間の子どもたちの様子を見学して、イギリスの小学校は自由度が高いという印象を受けました。授業中に持参した飲み物を飲んだり、休み時間には持ってきたお菓子を食べたりしているのを見たからです。最近では、水筒を持ってきて休み時間に水分補給することは日本の小学校でも認められるようになりましたが、お菓子は一般的ではないのでとても驚きました。
研修中の休日には、ロンドン?オックスフォード?Making of Harry potterを観光しました。ビックベンやバッキンガム宮殿、大英博物館、オックスフォード大学のキャンパスなど数多くの名所を訪れ、実物を見ることが出来ました。ビックベンは工事中で見ることができず、それだけは悔しい思いをしました。しかし、今までテレビの向こう側にしかなかった世界にいると思ったら、この場所にいることへの感動と研修に参加させてくれた親への感謝の気持ちが溢れました。ビックベンをこの目で確かめるため、またイギリスに戻って来たいと思います。(教育学科2年 須藤 結)