2017/11/09 教育学科
【学生報告】小学校国語科教材研究での学び
国語科教材研究では、小学校国語科の各領域の主な教材を取り上げて、教材分析の仕方や授業化に向けた学習指導案作成、模擬授業などを行っています。10月24日は、2年生の説明文教材「ビーバーの大工事」を、現行版と昭和54年版の文章とを比較することを通して、教材研究の大切さを学びました。
<学生の感想>
<学生の感想>
- 1回目の教材研究のときにどうしてビーバーの「大工事」なのかという問いがあり、2回目の教材研究を通してその答えが分かりました。教材研究をしなければ、ただビーバーたちが頑張って巣を作っていることを理解するだけだったと思います。教材研究することで、丁寧に読み取れ深いところまで考えられるので、教える際、より分かりやすく伝えられると思いました。(2年 大木佳奈)
- 助詞の一つで意味や伝えたいことが全く変わってしまうということが分かりました。比較することで各々の違いに気付き、教材の価値や良さがより分かりやすく明確になってくるのではないかという発見がありました。(2年 安齋陽菜子)
- 教材分析を行って教材をすみずみまで確認することの大事さを学びました。自分で行った教材研究は、対象学年に難しい言葉の意味などを調べていただけで、甘かったと感じます。教材文の構成や接続詞、助詞が持つ意味などを詳しく見落とさずに調べ、それを生かして発問や板書づくりを工夫していくことを学びました。(2年 荒木愛)
- 教材研究は子供たちに分かりやすく教えるためにするという目的と、教師自身が深い学びをするという目的があると思いました。一文字の違いにも目を向けて、子供たちに積極的に意見を出させるくらいの下準備が大事だと感じました。これから行う国語の模擬授業でも準備をしっかり行ってから授業に臨みたいと思います。(2年 衣袋理佳)
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