2017/11/04 教育学科

【学科報告】「教職実践演習」で現職の先生のお話を伺いました

教育学科には4年生の後期「教職実践演習」(必修科目)があります。これは、これまでの教職課程での学びを総括し、教員としての資質確認を行う演習です。初等教育専攻では、教育現場の現状やいじめ不登校等への対応を学ぶ全体の学習と15名程度の少人数のクラス別の演習を組み合わせて実施しています。

10月31日には、仙台市立六郷小学校?菅原弘一校長をお招きし、小学校の教育現場についてのお話を伺いました。まず、はじめに、「小学校の先生の一日を想像してみよう」と投げかけ、学生との対話を中心にしながら講義を進められました。また、文部科学省において情報教育に関する施策に携われた経験を基に、ICT活用の良さとともに陥りがちな点も同時に解説いただきました。教員にとって大事なことは、地域を知り、児童の実態を知り、目標に照らして手立てを工夫していくことにあることを教えていただきました。
学生たちは、4月から小学校、特別支援学校の教員等として頑張っていこうとする新たな意欲を持つことができました。

菅原校長先生、お忙しいなかご出講、ありがとうございました。


<感想>

  • 現場の先生のお話を伺うことができ、とても貴重な経験でした。今の教育現場には自分が子どもの頃とは大きく変わったものだということを実感しました。新しいものに敏感になり、日々努めていこうと思います。
  • ICTの活用と一言で表せても使用する機器、その使い方、使用する際の教師の働きかけによって効果が変わるということなど、とても興味深く楽しく話を聞いていました。もっとたくさん学び続けていきたいと思います。
  • 来年から出身県で小学校教員として現場に入るのですが、今日のお話を聞き、これから教員として何をするのか、どのような教育が求められているのかという点を理解することができました。ありがとうございました。

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