2017/09/25 教育学科

【学生報告】「日独青年リーダー交流事業」に参加

女性専用強制収容所跡(現在ユースホステルとして使用)
女性専用強制収容所跡(現在ユースホステルとして使用)
9月12日から9月25日まで文部科学省主催「2017年度日独青年リーダー交流事業」に参加しました。ドイツに滞在した約2週間、さまざまな講義や現地の学生との交流を行うことができました。主な交流事業について報告します。

【ボランティアについての講義】
「ドイツにおける青少年団体活動及び支援事業概略」や「難民支援分野における参画と社会的責任」等について講義を受けました。また、青少年ハウス「マライケ」を訪問し、交流や「日独ボランティアの共通点及び相違点」のディスカッションを行いました。

【政治参画について】
ドレスデン工科大学政治学研究所訪問「政治教育における教授法」講座の紹介を受け、「私たち一人ひとりにできること」としてディスカッションを行いました。

【歴史について】
滞在中、さまざまな戦争にまつわる遺跡等を見学しました。
?ベルリン市内見学(ベルリンの壁、ホロコースト記念碑)
?ラーヴェンスブリュック警告?追憶の場所(女性専用強制収容所跡)見学
?ユースホステル宿泊及びドイツ団との交流
?ユダヤ博物館見学(自主研修)
?ドレスデン旧市街見学
?ディスカッション「追憶の文化について」
現地の子どもたちとの交流
現地の子どもたちとの交流
今回の研修に参加して、ドイツの若者の政治への関心の高さを強く感じました。実際に現地の学生とディスカッションをしてドイツ人の第二次世界大戦に対する問題意識が高く、戦争に関わる遺産が生活の身近にあることが分かりました。また、自主研修の際にユダヤ博物館を訪れ、「無関心」の恐ろしさを痛感しました。将来小学校教員としてさまざまな出来事を「自分事」として考えることのできる子どもたちを育てていきたいと強く思いました。私自身にとってこの交流は忘れられない経験となりました。(子ども教育学科三浦ゼミ4年 村岡夏実)

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