9月16日から18日、名古屋国際会議場で行われた日本特殊教育学会第55回大会において、教育学科特別支援教育担当の茂木成友（もてぎまさとも）講師（専門分野：聴覚障害）が第28回学会賞（若手研究奨励賞）を受賞し、その受賞者記念講演が行われました。

茂木講師は講演のなかで、受賞した論文「聴覚障害生徒における漢字熟語の読みの特徴－漢字熟語の構成要因と読みとの関連－」の概要を説明するとともに、これから研究を行う若手研究者に向けて、研究実施上あるいは論文執筆上の種々の困難について、自身の経験を交えて話しました。

また、それに続く質疑応答の時間では、フロアから研究の今後の展望についての質問があがり、今温めている研究構想の一部を紹介しました。茂木講師は、本学学生の研究指導にも一層力を入れていきたいと、意気込んでいます。