三浦ゼミ3年生は、8月上旬に行った1回目に引き続き、8月21日から8月24日までの4日間、地域の小学生を対象とした「夏の学習会」を実施しました。参加した子どもたちは、回を重ねるごとに場の雰囲気に慣れ、学習時は分からない問題や不安な所があると積極的に学生に質問したり、子ども同士切磋琢磨しながら学習に取り組んだりしました。また、休憩時間には、教室にいるみんなで夏休みの出来事や宿題のことなどの話が飛び交うなど、楽しい雰囲気で行うことができました。

最終日8月24日には、本学の金義信先生のご指導の下、短剣道教室を実施しました。準備運動後、座礼の礼法、竹刀の持ち方、構え方、突き方を教わり、最後に確認のテストを行い、約1時間にわたり指導して頂きました。参加した子どもたちは、触ったことがない竹刀を片手に大きな声を出して、真剣に取り組んでいました。練習を終えた子どもたちからは、「初めてやったけど、面白かったし、また習ってみたい」との声が聞かれました。

2回の学習会を通して、延べ54人の小学生が参加しました。学習に取り組む小学生と関わることができ、小学校教諭を目指している私たちにとって感慨深い時間となりました。これから小学校教育実習を控えているので、この学習会で感じたことや反省点を活かしていきたいと思います。（三浦ゼミ3年　和泉さくら）

担当教員から

子どもたちとの触れ合いは学生にとって大きな学びの機会です。活動の準備から実施まで自分たちの力で行ったことも自信につながったと思います。

数年前に行っていた「夏の学習会」を今回再開することになりました。当時学習会に携わった学生たちは、現在小学校?特別支援学校等の教員となって各地で活躍しています。今後も「夏の学習会」を地域に根付く活動として継続していきたいと考えています。