2017/07/18 教育学科

【学科報告】考古学研究室が夏休みに「蒲沢山遺跡調査」を実施予定

昨年度の発掘調査の様子

中等教育専攻の梶原研究室では、8月1日から10日まで、仙台市青葉区青ノ木地内の「蒲沢山遺跡」で旧石器時代の発掘調査を実施する予定です。

今年度は灰黄色粘土層まで掘り下げ、石器群の有無について確認すること、特に流紋岩製石器群の石材と剥片剥離技法、石器加工、利用、廃棄、二次利用、他石材の利用などを明らかにすること、段丘形成などの観点から遺跡の年代についてのデータを収集することを目的としています。

調査に参加した学生たち
中等教育専攻では、中学校社会科、高等学校(地理歴史、公民)の教員免許の他に、博物館学芸員の資格を取得することができます。

実際に考古学的な知見を得ることができる発掘調査は、将来社会科の教員として子どもたちに調べ物や体験学習をさせる際、また博物館や埋蔵文化財センターといった、文化財などの調査研究、収集、保存、展示、活用等の現場で活躍することを目指す学生にとっても、役立つ経験となるはずです。

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