2017/06/18 教育学科
【学生報告】視覚に障がいがある方との鑑賞ツアーに参加
中等教育専攻の安藤ゼミでは6月18日、宮城県美術館にて視覚に障がいのある方との鑑賞ツアーに参加しました。当日は、視覚に障がいのある方と晴眼者、総勢29名で「コレクション再発見 東北の作家たち|洋画/版画」を鑑賞しました。
鑑賞会では、視覚障がい者1名、晴眼者2名が1つのグループになり、約1時間半、作品について会話しながら鑑賞しました。
美術館で作品を鑑賞する際、普段は大きな声で話すことがためらわれますが、お互いに感じたことを自由に話しながら鑑賞する体験は刺激的で、とても楽しく鑑賞することができました。
私がペアを組んだ方は全盲の男性でとても気さくに接してくださり、絵の知識がない私の言葉に反応し、理解しようとしてくださいました。そのことがとても嬉しく自然と楽しい会話が生まれ、絵を見終わった後も、食事をしながらいろいろな話をさせていただきました。
美術館で作品を鑑賞する際、普段は大きな声で話すことがためらわれますが、お互いに感じたことを自由に話しながら鑑賞する体験は刺激的で、とても楽しく鑑賞することができました。
私がペアを組んだ方は全盲の男性でとても気さくに接してくださり、絵の知識がない私の言葉に反応し、理解しようとしてくださいました。そのことがとても嬉しく自然と楽しい会話が生まれ、絵を見終わった後も、食事をしながらいろいろな話をさせていただきました。
当日は、元宮城県美術館教育普及部長の斎正弘さんが案内役を務めてくださり、その中で「絵は自分がもっているもので見ればいい」とお話しされていました。
視覚に障がいのある方が絵を見るというのは不思議に感じられるかもしれません。しかし、確かに直接見ることはできなくても言葉を通して感じることはできるということなのかなと考えました。
今回のツアーに参加して自分自身の障がいに対する捉え方が変化していくのを感じ、今後もこうした活動に参加したいと思いました(安藤ゼミ2年 鈴木陽子)