2017/05/01 教育学科

【学生報告】デジタル教科書(体験版)による授業実践(1)

4年生がデジタル教科書(体験版)を使った授業を行いました。

5月1日に、1グループの学生3名がデジタル教科書(東京書籍:体験版)を用いて、第5学年「社会を変える情報」の模擬授業を45分間行いました。教科書の写真をスクリーンに大きく写したり、説明のビデオを見たりして、実際に情報ネットワークがどのように使用されているのかがわかる授業になっていました。デジタル教科書を効果的に活用することで、児童の興味を引き、理解を深めることができると感じました。これまではできなかった様々な機器を活用した学習が4年生になってできて、とてもよかったと思います。


学生の感想

デジタル教科書を用いることで、大きな写真やアニメーション、動画などを見ることができ、イメージがしやすく、より理解を深めることができると感じました。また、デジタル教科書と、板書などのアナログの教材を使う場面を見極めることも大事だとわかりました。教育の情報化が進む中で、時代の変化に対応した教育ができるよう、ICTを適切に用いた授業の構想をしていきたいです。(子ども教育学科4年三浦ゼミ 成冨 嶺花)



模擬授業「情報ネットワーク五年?下」を児童役として参加しました。授業の良かった点は、デジタル教科書や電子黒板を使うことで発表時に発表者、教師、全体の共有がしやすいことだと感じました。デジタル教科書には、提示した資料に自由に文字や図形を記入できる機能があります。よって、大きなスクリーンに全員で注目し、考えの共有が効果的に進められる利点があると感じました。改善点は、教師が機器の使用に集中しすぎると、児童の状況に目が届かなくなる可能性があるのではないか、ということです。これは、教師の力量が問われる問題ですが、デジタル教科書の利点を最大限生かすには、資料提示のタイミングの考慮や、情報機器への慣れが必要だと感じました。(子ども教育学科4年三浦ゼミ 芳賀 顕健)
 

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