教育学部と総合福祉学部社会福祉学科の一部学生を対象に開講された「表現技術Ⅰ（音楽）」の実技では、ピアノのレッスンを実施しています。今年は298人が履修をし、将来教員や保育者になったときに活用できるよう、日々練習に取り組んでいます。

渡会担当のクラスでは、演奏未経験者が多く集まりました。そこで、1回目の週に「ド」の位置の確認をし、翌週までの課題を一人で練習できるよう初心者対策講座が行われました。その結果、2回目の週では未経験者全員が1つのピアノに集まり、8個ある「ド」の位置を確認しつつ、3人同時に両手で演奏をしました。全員が揃って演奏できたとき、レッスン室内は歓声に包まれました。これが演奏できた第一歩となりました。

「表現技術Ⅰ（音楽）」を1年間履修し、日々着実に個人練習をすることで、来年の年明けまでに、「ドレミの歌」を両手で演奏できるようになる予定です。確実なピアノ演奏技術が身につくよう、支援していきたいと考えています。