2025/06/26 教育学科

【教育学科】発達障害のある友達のことを理解しよう(黄ゼミ)

黄ゼミでは6月「子どもたちに発達障害のある友達について理解を深めてもらおう」という学びの一環として、創作活動を通じた取り組みを行いました。発達障害のある人は、コミュニケーションや対人関係を築くのが苦手なことが多く、その行動や態度が「自分勝手」「変わった人」「困った人」と誤解されることがあります。その結果、クラスや社会のなかで孤立してしまうことも少なくありません。
幼稚園や学校の先生方のなかには、発達障害のある子どものことをどのようにクラスの子どもたちに伝えればよいのか、悩む方も多いでしょう。
学生たちはグループごとに、対象となる子どもの障害の特徴や年齢を設定し、その子どもの特性を友達に伝えるための創作活動を企画します。どのような内容や表現方法なら、子どもたちが興味を持ち、理解しやすくなるのかを工夫しながら、作品を作り上げていきます。そして、完成した作品はみんなの前で発表されます。
各グループによって表現方法は異なり、絵本や物語を作成するグループもあれば、動画を制作するグループもあります。幼稚園児を対象としたグループでは、紙人形劇である「ペープサート」を準備することもあります。こうした取り組みを通じて、保育者や教員になった際には、子どもたちが自然と互いを認め合い、安心して学べるクラスを作れることを期待します。
完成した作品の発表の様子を写真で紹介します。
 

幼稚園や小学校低学年向けの紙芝居
苦手なところだけではなく、得意なところもたくさんあるよ。

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