2024/03/05 教育学科
教員インタビュー 石森真由子准教授(保育士?幼稚園課程担当)
石森真由子准教授へのインタビューです。保育の魅力や保育者に必要な資質、保育者を志望する高校生の皆さんへのメッセージを話してもらいました。保育の仕事に少しでも興味のある方はぜひご覧ください。
---------石森准教授はなぜ保育者養成校の教員を志したのですか?
大学院の恩師から、保育者養成校の教員をしてみないかと勧められたことがきっかけで、保育士?幼稚園教諭の養成に携わることになりました。修士課程ではプロスポーツ選手のセカンドキャリアを研究していたので全く異なりますね。中学校や高等学校、特別支援学校で保健体育の授業や実習助手を担当していたこともありますが、保育園や支援施設等の保育現場についてはもちろん、就学前の子どもの発達をはじめ運動を遊びとしてどう伝えるか等、本当に手探りで勉強しました。
---------保育の魅力は、何だと思いますか?
多くの人との出会いがあること、そして、子どもの『できた』に立ち会えることは大きいかもしれません。人生に大きくかかわることのできる職業の一つですし、保育者に求められることは専門性が高く難しいこともありますが、一緒に沢山のことを共有し、時に支え合い、分かち合える保育の現場は感動がいっぱいあります。
---------保育者に必要な資質とはどのようなものと考えていますか?
気づきと誠実さだと思います。生活環境や経験、課題など多様な背景をもつ対象児?者やその家族、あるいは同僚とかかわる上で、見えるものだけではない変化やその経緯に気づくこと、心のひだは澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になると考えています。それから、人や物事に対して丁寧に誠実に向き合おうとする姿勢や態度は、信頼関係の構築において欠かすことはできないと思います。
---------最後に、保育者を志す高校生の皆さんへメッセージをお願いします。
大学生活は、どの環境で、どんな人と一緒に過ごし、自分とどう向き合えるかが保育者としての根幹になっていくと思っています。他の誰かとの比較ではなく、自分の中での変化を受け止める力を身につけられる機会です。ご縁があれば、共に楽しみつつ、仲間との良い出会いやつながりを大切にしていきたいですね。
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