2018/12/13 福祉心理学科

【研究】内藤准教授と鎌田講師が研究発表 / 日本学校保健学会

11月30日~12月1日に大分市で開催された日本学校保健学会第65回学術大会において、養護教諭養成に携わる内藤裕子准教授と鎌田克信講師が研究発表を行いました。内藤准教授は「被災地の養護教諭を対象としたPCAGIPの実践-個人のエンパワメント効果に注目して-」、鎌田講師は「『からだ?生活と対話し、納得に結ぶ保健の授業』の実践的検討」について発表しました。 

研究内容について

内藤准教授は、養護教諭を養成する立場から、被災地に勤務する卒業生の養護教諭同士が支え合いエンパワメントすることを目的とした事例検討法「PCAGIP」を実践し、その効果について検討しています(本学特別研究費の助成を受けています)。今回の発表ではこの方法の主役である事例提供者のエンパワメントに注目し、インタビューにより質的研究を行った結果を発表しました。

鎌田講師は、近年の子どもたちの心身の実態に応じ,対話と納得の伴う理解を重視した「からだを軸にした保健の授業づくり」について実践的に検討しました。小学校で実施した養護教諭とのティーム?テーチングによる授業実践をもとに「生きているからだ?いのちを実感させる」授業の教材化の意義や子どもたちがからだ観や生命観をより深く,豊かにしていく授業の原則について報告しました。
 

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