2018/08/29 福祉心理学科

【学び】テクノロジーと心理学の未来を考える/心理学の基礎

「大学と企業がお互いの知見と技術を共有しあって課題の解決に取組むことが大切」という平泉拓助教は、心理学と遠隔通信技術を活かしたサービスを提供している企業と共に特別講義を行いました。授業のテーマはテクノロジーと心理学の未来を考えること。授業の進め方は受講生が携帯電話とパソコンを使って質問し、講師の先生が質問に答える参加型。480名の参加者が講師と対話しました。

講話で「いちばん自分らしい働き方を」と語る 岡崎 衛 さん(株式会社manaby 代表取締役社長)は、障害のある方が在宅ワークという働き方の選択肢をもてるようにWeb製作やデザインなどのITスキルをeラーニングで学ぶ機会を提供しています。また、「精神的に不調になる前の予防を」と語る 大橋 稔 さん(株式会社エクセリーベ 代表取締役社長)は、臨床心理士や産業カウンセラーが就労者の精神面のサポートを日常的に行えるようにテレビ電話を使ったサービスを展開しています。両企業は、障害者雇用とメンタルヘルスという社会的な課題に取組む最前線の企業です。

同講義は、仙台市が主催する東北アクセラレーターをきっかけに企画され、科研費補助金の助成を受けて、総合基礎科目「心理学の基礎」(担当教員:平泉拓助教)内で行われました。

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