2018/07/30 福祉心理学科

【学び】卒業生の体験談を通して自分の「キャリア/これから」を考える/キャンパスライフ入門

7月25日に行われた福祉心理学科の「キャンパスライフ入門」では、卒業生を招いたキャリア講話が行われました。キャリア講話には、キャリアセンターの富樫さん、宮城県の登米市横山小学校で養護教諭として活躍している三浦祐佳さん(2010年度卒)、遊具?オフィス施設事業を営んでいる(株)ミヤックスで活躍している高橋文太郎さん(2011年度卒)に登壇いただきました。

始めに、富樫さんから福祉心理学科の就職の現状と、大学生活において取り組んでほしいことなどについてお話をいただきました。続いて、三浦さんが、養護教諭の仕事内容や採用試験対策、大学院で学んだ体験などについて幅広くお話くださいました。学生時代はスクールカウンセラーを目指すか、養護教諭を目指すか悩んだ時期があったそうです。その経験を踏まえて、学生時代に「自分の選択や行動に責任を持つこと、経験から学ぶこと、自分と向き合うこと」が大切だというメッセージを送ってくれました。高橋さんも、大学入学当時とは異なる進路に進んだ経緯をお話しくださいました。現在はお仕事だけではなく、青年会議所の中心的メンバーとして精力的に地域貢献に取り組んでいるそうです。講話を通して、大学での学びだけではなく「すべての経験が役に立つこと、多様な選択肢があること」を伝えてくれました。

活躍している先輩方のお話を通して、福祉心理学科における学びを、将来さまざまな場で活かすことができることが分かりました。一人ひとりの学生にとって、キャリア講話は「これからの展望」について見直すよいきっかけになったのではと思います。

学生の感想
  • 『先輩方も入学当時に自分が何をしたいのか決まっていなかったと知り、安心しました。自分の経験が将来につながっていくのではないかと思いました。様々な経験をし、自分の将来と向き合っていきたいと思いました。心理学は心理職以外にも役立てることができることを学び、様々な領域の心理学をしっかりと学んでいきたいと思いました』
  • 『私は養護教諭を目指すか企業就職に進むか迷っていたので、自分を見つめなおす貴重な時間でした。養護教諭の難しさややりがいを聴いたり、「本当に心理職になりたいのか?」という問いかけから、自分の将来をしっかり考えることができました』
  • 『私は民間企業に就職したいと考えています。これまではなかなか福祉心理学科を卒業して企業に就職した人のお話を聴くことはありませんでしたが、お話を聴くことができ、良い機会となりました。今までは、心理学科を出て企業に就職するビジョンが浮かびませんでしたが、今回お話を聴いてまた少し考え方が変わりました』
  • 『もう一度自分が心理職に就いて何をしたいのかよく考えて見つめてみようと思いました』 (一部抜粋)

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