2018/07/23 福祉心理学科

【学び】保健学習?保健指導の模擬授業に取り組んでいます / 養護教諭課程3年ゼミ

福祉心理学科で養護教諭を目指している3年生では、保健学習?保健指導の模擬授業を通して授業づくりの原則や授業の組織力の向上に取り組んでいます。また授業後の集団討議を通し、授業を改善する力とともに、子どもたちの健康課題を捉えて働きかけることの大切さについても学び合っています。さらに、授業者にも子ども側にも立つことで、どのような発問が子どもの思考を促すことになるのか、体験的に学んでいます。

前期は,「“たばこ”ってからだにいいの?」「睡眠って,どんな役割があるの?」「歯を大切にしよう!」「傷が治るしくみと手当の仕方について考えよう」「汗と熱中症の関わり~知って防ごう熱中症」「眼の仕組みと健康」「骨と成長」という題材で模擬授業を行いました。教具を工夫したり、実験を取り入れたり、板書を改善したりと授業を重ねながら力量を高めていきました。

学生の感想

『模擬授業をして,発問に対して予想していたのとは違う反応があったり、より深い興味を引き出すにはどうしたらよいかと考えたり、実際にやってみないとわからないことを体験的に学ぶことができました。また、生徒役をすることでたくさんの発見や気づきが生まれ、授業づくりに対する学びが深まりました。これまで学校の先生方の授業には、様々な工夫と準備があったことを実感し、改めてすごいと思いました』

『授業の準備は大変でしたが、実際にやってみると、緊張はしましたがとても楽しく、養護教諭への第一歩という実感がわいてきました。仲間から、教具や発問のよさについて感想を書いてもらい、やってよかったと思いました。実際に子どもたちと授業をしたらさらにうれしい気持ちになれると思うと、養護実習が楽しみになりました』

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