2018/06/15 福祉心理学科

【学び】リエゾンゼミⅠで芹沢銈介美術工芸館を見学しました

本学に併設されている芹沢銈介美術工芸館では、型絵染の人間国宝である銈介氏の作品と生前に世界各地から収集した工芸品のコレクションを鑑賞することができます。

福祉心理学科のリエゾンゼミⅠでは、毎年、本学に併設されている芹沢銈介美術工芸館の見学を行っています。美術工芸館は6月末に国見キャンパスから仙台東口キャンパスへ移転することが決まっています。6月13日に見学したクラスは、企画展『暮らしに活きるデザイン』を鑑賞するとともに、学芸員の方の指導のもとしおり作りのワークショップを体験し、残り少ない国見キャンパスでの見学を楽しみました。
 学生の感想

『美術工芸館を訪れるのは2回目でした。今回は、陶器や染物や家具などさまざまな作品がありとても驚きました。特に型絵染の模様や色が鮮やかで綺麗だと感じました。ワークショップでは、実際に染色の体験ができてとても楽しかったです。濃淡や色の重なりを意識して染めたつもりでしたが、滲んでしまい綺麗にできず残念でした。団扇やバックを染める機会があれば、また挑戦したいと思いました。』

『美術工芸館には、レトロな雰囲気の作品がたくさんあり、見ていてワクワクしました。私が一番記憶に残ったのは、蕎麦猪口がたくさん並んでいる部屋です。遠くからみたら同じようにみえても、近くでみると一つ一つ大きさも柄も違っていました。様々な形の蕎麦猪口が並んでいるのでとても楽しかったです。また、しおり作りでは、決まったイメージにとらわれず葉っぱや茎の部分に赤や黄色のグラデーションをつけることを意識して色を塗りました。同じ型でも様々な色合いがあり個性が溢れていて面白いと思いました。私は梅の型で色を塗りましたが、かなりいい感じに塗ることができたので、気に入っています。美術館に行くことがあまりないので、美術に触れることができてとてもいい経験になりました。』

『美術工芸館に行くのは久しぶりで、とても新鮮でした。また作品の種類の豊富さに驚きました。着物、帯時、のれん、カーテン、カレンダー、パンフレットなど私たちの身近なもの、日常生活全般を美しく彩る作品が多く、興味をもって鑑賞することができました。学芸員の方が、「いい作品に触れることで、自分の感性が豊かになり磨かれる。」とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思いました。実際に見ることで、こういった物の見方もあるのかと新たな視点を得ることができ、視野が広がりました。このような貴重な体験が大学内でできることを大変ありがたく思いました。また、ワークショップでのしおり作りでは、自らの手で作品を作り上げる楽しさを感じることができました。』(一部抜粋)


本学は宮城県美術館の『キャンパスメンバーズ』に加入しています。メンバーである本学の学生は、①常設展の無料観覧、②特別展観覧料の半額免除などの特典があります。ぜひ、大学在学中に、たくさんの美術文化に触れて、感性を育んでください。
 

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