2018/02/08 福祉心理学科

【学び】平成29年度卒業論文の口述試問が行われました

2月8日、4年生の卒業論文口述試問が行われました。福祉心理学科では、所属するゼミでそれぞれが自分なりのテーマを決め、指導教員やゼミメンバーと議論をしながら実験室実験や質問紙調査などの実証的研究に取りくみ、卒業論文を仕上げます。

今年度も意欲的な卒業論文が提出され、口述試問では主査と副査の2名の教員の下で、学生による研究内容報告の後、多様な視点からのきめ細かい指導、評価が行われました。

卒論題目(一部抜粋)
  •  大学生の過剰適応傾向とプライベート空間機能確保が抑うつ傾向に及ぼす影響ついて
  •  非行少年に対する認知の変化
  •  対人ストレス場面における認知的感情制御とストレス反応の関係
  •  ネガティブニュースに対する反応の心理学的研究:個人特性、感情、自己制御との関連
  •  出身県に対するスティグマ意識とステレオタイプ脅威が自尊心に及ぼす影響
  •  文化的自己観とチームと個人の達成目標の不一致がモチベーションに及ぼす影響

学生の声

  • 先行研究を調べる上で、文章を読解する力、データを分析する力、自ら考察する力を身に付けることが出来ました。2年生の頃は、分析方法などが全く分からなかったのですが、学年が上がるにつれて理解を深めることができてよかったと思います。卒論に取り組めたことは、大変ではありましたが、とても貴重な経験になりました。今になって、「もっとこうしておけば..」、「もっと深めたかった..」と感じることも多いのですが、挑戦して良かったと思います。(一部抜粋)
  • ゼロから問題、目的、方法、結果、そして考察を考えることがとても大変であることが分かりました。研究を進めていくうちに、自分に足らない部分が分かっただけではなく、研究内容についても詳しく知ることが出来、勉強になりました。とても有意義な学生生活になりました。(一部抜粋)