2017/10/12 福祉心理学科

【学び】キャンパスライフ入門でキャリア教育を行いました

10月4日のキャンパスライフ入門(福祉心理学科1年生対象)では「就職、卒業後のキャリア」講座を行いました。

はじめに、キャリアセンター担当者から福祉心理学科のこれまでの卒業生の就職状況について、説明をいただきました。就職率や主な就職先などのデータについて解説していただき、受講生の「心理学を学んで就職する」イメージも変わっていったようです。

続いて、福祉心理学科の卒業生2名から、「大学での学びと現在の仕事との結びつき」についてお話をうかがいました。2005年度卒業生の八重樫伸一さんは清山会医療福祉グループの採用担当者として活躍しています。採用担当者ならではの「面接時にどんなことを見ているか」という話や、学生時代の活動や人の繋がりが現在も役立っていることについて、受講生への逆質問を交えながら説明いただきました。

2006年度卒業生の岩﨑真奈さんは家業の合名会社寒梅酒造の5代目として活躍しています。酒造りと心理学は一見つながらないように見えますが、経営者、そして母としての生き様のお話から、縁の大切さや、「心理学を学んでよかったこと」のヒントをいただきました。

二人とも、それぞれ1年生のときに思い描いていた未来像とは異なる新たな自分を見つけ活躍しています。「今の仕事をすることになったきっかけ」「学生の間に何をしておくといいのか」など多岐にわたるお話は、受講生の大いなる刺激となったようです。

<受講生の感想(一部)>

  • お二人とも今の仕事に誇りをもって取り組んでいるのだなということがわかりました。この学科はたくさん進路選択ができる分悩みますが、私も自分の信念を貫いて学生生活を送りたいです。本当に心に響きました。
  • 最初思い描いていた夢と違うことになっても一所懸命に取り組んでいるのがかっこいいと思いました。
  • 心理学科から福祉?医療関係に就職というわけではなく、一般企業に就職している人が多いと聞いて驚き、そして安心しました。
  • 心理学が直接仕事につながるとは限らないけれど、大学での経験が役に立つことがわかりました。岩﨑さんのお酒を20歳になったら飲んでみたいと思いました。
  • 心理学科だから心理中心の職種だけでなく、違う職業でも心理学を活かして働くということもありだと思った。
  • どんな職業に就くとしても心理学は学んで無駄にならないと思った。
  • 心理学を専攻していても必ずしも心理に関わった職業に就かなければならない訳ではないのだと分かりました。OB、OGの方の話を聞き、就職先は本当に広いのだと思いました。
  • 今学んでいることを活かすのは心理職だけではないという言葉がよくわかる講話だった。
  • 心理や福祉以外の仕事に就いている先輩の話を聞くことで、より考え方が広がったと思います。