2023/01/12 社会福祉学科

【実学臨床教育Ⅲ?Ⅳ】後輩へと引き継がれる『実学魂』

3年生ポスター発表
3年生ポスター発表
12/20 実学臨床教育プログラムを履修している1年生?2年生も出席する中、4年生の「実学臨床教育研究報告会」及び3年生の「実学臨床教育研究構想発表会」を開催しました。

実学臨床教育は、「行学一如」の教育理念に基づき現場での体験?実践を通し社会福祉現場等で活躍できる基本的な力を身に付けることを目的として、4年間を通して積み上げていく教育プログラムです。入学後の早い時期から大学関連施設と連携を図り福祉施設の実際を学び、3年次以降は各自が希望する分野で実践的な研究に取り組むものです。

《3年生実学臨床教育研究構想発表会》
3年生は自身の研究分野を明確にして、実践活動先を選定し活動を行いました。4年次に研究活動を進めるにあたっての「研究構想」をポスター発表形式で行いました。2年生からは実践についての質問、4年生からは激励の言葉をもらい次年度の取り組みに対してイメージをもつことができました。

《4年生実学臨床教育研究報告会》
4年間継続して実学臨床教育プログラムに取り組み、実践からの疑問や課題、研究活動までの集大成として実学臨床教育論文を作成し、その研究要旨をもとに報告しました。1?2年生でお世話になった大学関連施設担当者や実践先の担当者もオンラインで参加していただき、感想やコメントを頂戴しました。


研究を続けるには論理的な思考が求められます。1?2年次のグループワークでは個人の意見に留まらない他者の意見を聞きながら議論を重ね協力して解決し、3年次では相手の意見や説明を聞きながら自分の知識や考えと照らし合わせる作業をしていき、4年次では担当教員との研究の進め方や論文のまとめ方について指導を受けます。更に実学臨床教育プログラムは縦の繋がりを重視した授業も展開しており、今回のように4年間続けてきた先輩の発表について直接聞くことができる(継続する力?諦めない心)を持つ『実学魂』を後輩たちは脈々と引き継がれていくのです。
4年生研究報告会
4年生研究報告会
研究報告会を終えた4年生
研究報告会を終えた4年生