2025/06/11 社会福祉学科
清水冬樹ゼミフィールドワーク 「子どもの居場所づくり」活動報告~ゼミ生の活動の様子と子どもたちの様子~
私たち清水ゼミは、大学近隣にある「ひなたぼっこ」をお借りしながら、子どもの居場所づくりを大きなテーマとして活動をしています。今年度の第1回目の「居場所づくり」活動では、近所の学校に通う小学生と一緒にお好み焼きを作りました。
子どもたちとの交流を通して

昨年経験した冒険遊び場プレーパークの活動と比べ、子どもたちがゲームを持参してきたこともあり、会話の輪に入りにくい印象を受けました。食べ物に関心はあるものの、一緒に作業できる事が少なかったため関係性を深められなかったことが課題となりました。一方で、活動終了の時間が近づいても子どもたちがなかなか帰らなかったので、子どもたちにとって楽しい場所、居心地が良い場所だったのではないかと考えました。
子どもたちにとっての「第3の場所」
子どもたちにとって、学校や家庭とは異なる“第三の場所”となるような、友達と気兼ねなくかかわることができる自由な空間は、日常の中ではなかなか得難いものであり、新鮮に映ったのではないかと考え、子どもたちが自然体で過ごし、安心して自分らしくいられる居場所作りにつながったと思います。このような空間の存在が、子どもたちの情緒的な形成において、大きな意味合いを持っていたのではないかと考えました。今後に向けて
今後も、子どもたちとゼミ生が安心して関われる「居場所づくり」を軸に、様々な活動を展開して、子どもたちのよりどころとなれるような時間を提供できるよう、工夫を続けていきたいと思います。
