千葉学長からは、

‘人には勝負をかけるときがある。国家試験がその時では’

とのお言葉を始めにいただきました。そして、本学前々学長である故?萩野浩基先生のお言葉「才能は有限、努力は無限」のお話や、元プロ野球選手の広澤克実さんとお話した際のエピソードをお話いただきました。

それは、千葉学長から広澤克実さんに勝負をかけるときの心境についてお尋ねしたところ、「無心」であると教えていただいたということでした。「無心」とは禅の言葉であり、何も考えないということではなく、自分が身に付けてきたものであれば内側から出てくるものであること、学生の皆さんにはこれまでの頑張りが自分に身についていることを信じて、国家試験に臨んでほしいとのお言葉が送られました。そして、「無心」になって挑戦する経験は、これからの人生に諦めない心として続いて行き、楽しく人生を生きるヒントになるので、

‘結果を怖れず最後の一問までチャレンジをしてほしい’

と力強いメッセージが送られました。