2024/07/10 リハビリテーション学科

【理学療法学専攻】大学関連施設「せんだんの杜リベラ荘」で授業内での体験学習を実施しました

理学療法学専攻3年生のゼミ演習で、特別養護老人ホームの入居者様の評価体験を実施しました

昨年度に引き続き、前期授業の中で大学の関連施設の一つである「せんだんの杜?リベラ荘」の入居者様とスタッフの皆様のご協力をいただき、授業内での理学療法評価に関する体験学習を実施しました。
学内で学んだ知識や技術を実践の現場の中で、担当教員と一緒にひとつ一つポイントを確かめながら学内で練習してきた問診や検査測定、移乗介助などの基本技術を体験しました。

 

体験学習に出る前のゼミ演習の時間では、実際場面を想定して事前準備や実技練習を繰り返しました。
そしてドキドキしながら、入居者様のご協力をいただき2回にわたって理学療法評価を実施してきました。
さらに施設での体験を終えたあとはすぐに学内の演習室に戻って、ゼミ生同士で情報共有と意見交換をすると共に、担当教員よりフィードバックを受け、再度計画を立てて次回の準備や練習に臨みました。

学内で学んだこと(理論)を現場に立って実践し、その中で様々な学びを得て再び学内で振り返り学修する。
これらの過程の繰り返しにより理論と実践の融合が少しずつ図られいる学生たちの様子がうかがわれました。
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】は、学びの環境、そして実践を経験できる環境が豊富にそろった大学であることも実感しました。

 

ゼミ生からの感想

?利用者さんの生活の様子についてお聞きし、身体の状態を実際に触診したり介助させていただきました。
 筋緊張の感触や立位保持の介助の際に、どこをサポートするかなど学校では学べない貴重な体験をさせていただきました。


?複数の学生で一名の入居者様の評価を行ったので難しい場面もありましたが、入居者様の温かいご協力もあり新たな発見や自らの課題も見つけることのできた貴重な学びの機会となりました。

?その疾患の方にしか見られない反応を確認できたり、筋緊張による実際の抵抗を感じたりできて、貴重な経験ができました。
 経験の少ない検査などは、評価スケールや方法を改めて学習すべきと気が付きました。

?自分たちでどのような理学療法評価を行うか考え、実践することで理学療法への理解がより深まりました。
 また、先生に教えてもらいながら入居者様に評価を行うことで技術の向上を感じました。
 貴重な機会を頂けて嬉しかったです。ありがとうございました。

 

入居者様に問診をする学生たちの様子
教員指導下で立位保持の介助を体験する様子
施設のスタッフより情報収集を行っている様子
学内に戻って演習室で情報共有?意見交換する様子