2024/01/12 リハビリテーション学科

作業療法評価学Ⅲ:子どもの成長を支える遊び(感覚統合)

未来の作業療法実践に活かせる遊びの分析

2年生の作業療法評価学Ⅲの授業で、子どもたちの発達に澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な役割を果たす,遊びの分析を行いました。
遊びは、冒険のようなもので身体の動きや感覚(五感)を使って体験することで、世界を発見し、理解を深めてくれるものです。そのためには五感などからの情報を脳が整理し、スムーズに行動するプロセス= “感覚統合” が必要になります。
作業療法では、遊びを治療手段として、感覚統合を促進することで、子どもたちの全体的な発達を支援します。例えば、砂場で遊ぶ時、子どもたちは砂の感触を楽しみながら、手の動きと感覚を一致させて形を作ることで、感覚と身体の協調を促し、運動スキルや創造力を育てます。
遊びの分析では、実際の体験を通して,どのような感覚が得られるのか、子どもたちが感覚をどのように統合していくのか、遊びの中でのつまづきやすいポイントはどこか、最適な支援方法などについて学んでいます。

パラシュート活動で空間的な体の使い方を養います。

スイングを活用してバランス感覚を養います。