2019/11/20 保健看護学科 リハビリテーション学科 福祉心理学科

【2年生】リエゾンゼミⅡ 他学科との合同ゼミ開催

2年生の「リエゾンゼミⅡ」において、リハビリテーション学科、福祉心理学科との“他職種連携”を学ぶ合同ゼミを開催しました。

保健看護学科では、2年生の「リエゾンゼミⅡ」において合同ゼミを開催しています。
本学科の2年生は、9月に基礎看護学実習Ⅱで病院実習を行い、2週間を通じて患者さんを担当させていただきます。また授業でも疾患(病気)についての内容も増え、疾患を持つ方の問題解決方法や援助についての学習を深めている段階です。

学科?専攻の違うメンバーでのグループワーク

昨年度に引き続き、リハビリテーション学科理学療法学専攻および作業療法学専攻、さらに今年度は福祉心理学科で公認心理士を目指す学生さんと一緒に学びました。
学科?専攻の違うメンバーで8名程度のグループを組み、グループワークを行いました。同じ大学であっても、初めて会う人同士も多く、はじめは自己紹介から行いました。
また、それぞれが職種の紹介を行いました。 
グループワークでは、一題の患者事例について、患者さんの目標はどこに設定すると良いのか、どのように問題を解決していくと良いのか、という点について話し合い、最後に発表を行いました。
この話し合いの過程を通して、お互いの職種について理解し、同時に自分の学ぶ職種の専門性?役割を再認識する機会となりました。お互いの持つ力を理解しあうことは、多職種連携の基本といえます。
3年生後期から4年生前期にかけては各領域実習が続きます。今回の学びは、今後の実習、さらには卒業後の実践に必ず役立つものと思います。
 
保健看護学科学生の感想

?普段は看護の視点からしか援助を考えていなかったため、今回はじめてほかの職種はどのように考えるのかを聞き、ディスカッションする中で、多職種の役割について考えることができた。
?対象者の生活を支えるためには、様々な職種が関わって、様々な知識を用いる必要があるのだと改めて感じた。医療職種間でもわからない用語があるため、情報を共有する際にはわかりやすい用語を用いることが必要だと感じた。
?普段異なったことを学んでいる者同士で、一人の患者さんについて考えるという経験は、新鮮で楽しかった。「自分たちの領域」という意識があるからこそ責任感が生まれ、より真剣にグループワークに取り組めたと思う。
?もう一度、また違う事例で、もっと時間をかけて考えてみたいと思った。